60代ひとり暮らし、大阪から黒部へ移住。家賃アップでも固定費3万4770円減
水道の水が、こんなに美味しい!?
移住してからの1か月でカフェに行ったのは3回。黒部にも「素敵なカフェ」を見つけられてよかったです。でも、そこを居場所にしようとは、もう思わなくなりました。そこは、わざわざ出かける場所として取っておくつもりです。カフェやランチ代や会食の機会も減って、30,000円は削減できそうです。
電車で10分のところに大阪の中心地「梅田」があったせいで、「ちょっと美味しいもの」を買いによく出かけていました。
ちょっとした贅沢を、紅茶や緑茶で愉しむ時間を持っていました。
人間って一度贅沢な味を覚えたら、なかなか元に戻れなくなります。スーパーの紅茶ではなんだか物足りなくなる。これも卒業できそうです。なんたって水道水が美味しいからです。黒部市の水道の水源は、標高3000メートル級の北アルプスの山々に降り積もった雪解け水が、大自然のフィルターを通って溜まった、地下水です。それを汲み上げて消毒し、まろやかでおいしい水が水道水として送られてくるのです。
愛犬だって水をガブガブ飲むようになったのですから、びっくりです。「お茶でもいれようかな…」そう思って、キッチンに立つけれど、「水で十分だわ」と思うようになったのです。こんなことを書いていいものか悩みますが、お小水の色が驚くほど澄み切っているのは、体の巡りが良くなったのかもしれません。
紅茶のティーパックの代わりに、家庭で栽培している、ペパーミントとレモングラスを摘んでフレッシュなハーブティーを飲むようになりました。ガラスのティーカップに注がれたお茶は、ほんのり黄色みを帯びた透明感のあるうすい緑色。カップの底から小さな湯気が立ち上がり、爽やかな香りが鼻腔をくすぐります。この体験こそ、贅沢だと思うようになったのです。大阪に住んでいたころは、ホテルのラウンジで味わっていましたから、同じ味を自宅で体験しています。自分ひとりでというよりも、家に人を招いたときにふるまうお茶として愉しんでいます。物珍しさから、会話も弾むんですよね。
カフェの帰りにスーパーで夕飯の食材を買って帰る。そんな生活から1週間くらいの食材をまとめ買いするようになりました。自転車で5分くらいの場所にスーパーはありますが、遠いように感じます。都会の7分は、信号待ち、入り組んだ路地などの「障害物との戦い」。でも田舎では、見通しのよいまっすぐな道を、ノンストップで一定のスピードを保ったまま走り続けます。同じ5分でもやけに遠いと感じてしまいます。だから、まとめ買いするようになり、無駄な出費が減りました。買い物をするときは、冷蔵庫の中身がすっからかんになったタイミングで行きます。
ときどき娘の運転で買いものに連れていってもらいますが、ここぞとばかりに買い物かごに放り込むので、ひとり暮らしなのに支払いが1万円を超えることも。次の課題は、買いすぎによる食べすぎ注意になりそうです。
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