「最近老けた?」実は首の血管も関係している?研究で分かった「見た目年齢」と動脈硬化の関係
科学が証明!動脈硬化で見た目が老ける
「血管の劣化が見た目を老けさせる」ということは、感覚的な話ではなく、しっかりとした医学的データによって裏付けられている事実です。その代表的なものが、愛媛大学医学部附属病院 抗加齢・予防医療センターによる研究データです。
この研究では、抗加齢皮膚ドック受診者273人を対象に「血管年齢」と「実年齢」の関係を調査しました。その結果、次のような相関関係が明らかになりました。
●「見た目年齢が実年齢より老けて見える人は、頸動脈(首の血管)の動脈硬化が進んでいる」
●「見た目年齢が若い人は、血管もしなやかで若々しい」
具体的には、見た目が老けて見える人はそうでない人に比べて、血管の壁が厚く硬くなっている傾向が顕著に見られたのです。これは、世界的に見ても非常に貴重で説得力のあるデータとして知られています。
毛細血管がゴースト化したり、太い血管が動脈硬化を起こしたり、血管やその周辺に炎症が起こったりすれば、当然、その先にある皮膚だけでなく、筋肉や内臓にも飛び火してボロボロになります。
前回、血管を「パイプライン」に例えましたが、このパイプラインは全身のすべての臓器、筋肉、神経に張り巡らされています。どこか一カ所で慢性炎症や動脈硬化が進んだりすることは、全身のインフラが老朽化していくのと同じこと。
顔の表面に現れる「老い」は、実は体の中で起きている「血管が老いているサイン」。そう考えてください。
逆に言えば、血管を若返らせることは、全身の機能を底上げすることに他なりません。
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