【未唯mieさん】68歳「今がいちばん輝いてる」年齢はただの数字、まだ知らない自分に会いにいく
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恩田貴子
まだ見ぬ“知らない自分”に会うために
「まだ知らない自分」に出会い続けるため、欠かせないのが、歌って踊れる体を保つこと。ところが意外なことに、未唯mieさんは大の運動嫌いなのだという。
「私、運動音痴なんですよ。走るのも全然ダメ。そんな私が、体をパフォーマンスできる状態にしておくために何ができるのだろうと考えて、インナーマッスルを鍛えるために始めたのがジャイロトニックです。10年ほど続け、今はボーンメソッドという、骨や関節をゆるめて本来の位置に戻し、体を整えるトレーニングを行っています」
今では、ベッドの中で行うボーンメソッドから一日が始まるほど、暮らしに深くなじんでいるというこのトレーニング法。取り入れたきっかけは、どんなことだったのだろう。
「あるとき、ピンク・レディーの楽曲を歌番組で歌うことになったんですが、びっくりするくらい息が上がってしまったんですね。踊るだけとか、歌うだけなら平気なのに、踊って歌ってとなると、ヒーヒーいっちゃうくらい息が上がってしまって。そこでボーンメソッドを習い始めたのですが、骨や関節のゆがみが矯正されたおかげで筋肉の無駄な動きがなくなり、3曲続けて歌っても息切れしなくなったんですよ」
最近は、振りつけにもボーンメソッドの動きを取り入れているのだそう。もちろん、最新曲の「Anti Limit」にも。「Anti Limit」は、9月16日に開催されるデビュー50周年&ソロ活動45周年の記念コンサートでも披露される予定だ。
これからの人生は「アンチエイジング」より「アンチリミット」
年齢を憂うことなく、今を心から楽しみ、まだ見ぬ自分への期待に胸をふくらませる未唯mieさん。その思いは、「Anti Limit」の歌詞にも、あたたかく息づいている。
「『もうこんな年だから』という思い込みから限界を決めてしまっているのは、自分自身なんですよね。世間の目とか、誰かがこう言うからとか、そんなことは気にしなくていいと思うんです。『Anti Limit』の歌詞に、『ANTI-AGINGよりANTI-LIMIT』というフレーズがあるのですが、自分でつくった壁はすべて取り払い、自分らしく生きれば、これからの人生は絶対に楽しくなるはずです。同世代のみなさんにもぜひ、元気に、充実した毎日を送っていただけたらと思います」
プロフィール
未唯mieさん
みい●1958年生まれ、静岡県出身。中学校の演劇部で知り合った増田惠子さんと、オーディション番組「スター誕生!」に出場。1976年、ピンク・レディーとして、「ペッパー警部」でデビュー。「S.O.S」「カルメン’77」「渚のシンドバッド」など大ヒット曲を連発。社会現象を巻き起こす。81年のソロデビュー後は、舞台やミュージカル、コンサートなど、幅広く活動中。
【Information】
「Anti Limit」
デビュー50周年、ソロ活動45周年を記念した新曲は、ソウル/ディスコクリエイターのT-GROOVEがサウンド・プロデュースを手がけるディスコナンバー。作詞を担当するのは、ピンク・レディーの生き様を深くリスペクトするジェーン・スーさん。未唯mieさんが伝えたかった「あなたの味方!」という思いを、同世代への応援歌として書き上げた一曲。現在、音楽ストリーミングサービスおよび、主要ダウンロードサイトにて配信中。9月16日には、カップリング3曲を追加したCDシングル2200円(税込)がリリースされる。
未唯mie DEBUT 50th & SOLO 45th「Anniversary Celebration」presented by Achievement Corporation
新曲から始まり、ソロ時代、そしてピンク・レディーへ––––。未唯mieさんの50年にわたるアーティスト活動を“逆再生”するようにたどる、一夜限りの特別なコンサート。舞台には、ピンク・レディーのサウンドを支えた井上鑑氏をはじめ、長年の音楽仲間が集結する。50年の歩みを振り返り、次のステップへと歩みを進める、未唯mieさんの“今”を見逃さないで。
2026年9月19日(土)東京国際フォーラム ホールC
指定席1万5000円、U-18シート7000円(すべて税込) ※未就学児入場不可
DISK GARAGE https://info.diskgarage.com/
撮影/園田昭彦 取材・文/恩田貴子
▼第1回記事はこちら
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