50代からの学びは「師匠探し」で変わる。和田秀樹さんがすすめるSNSでの見つけ方と注意点
【新常識】勉強のアウトプットはSNSで → 文章は飽きられない工夫をする
勉強の成果のアウトプットも、今ならSNSでできます。私の年代では、みんな定年して時間がいっぱいあるのか、フェイスブックなどで好き放題に自分の関心のあることを書いています。
そうした投稿は、私もときどき読んでいます。玉石混淆ですが、たまにおもしろいものもあります。
フェイスブックの投稿では、けっこう長い文章のものが多いようです。真剣に書いていることの表れでもあると思います。ただ、長い文章は若い人には人気がありません。フェイスブックやブログに書かれるような長い文章は、若い人は苦手です。だからX(旧ツイッター)とかインスタグラムが人気なのでしょう。
動画サイトも、ユーチューブは長いものが多いからといって、ティックトックのほうが若い人には人気のようです。
自分の書いたものを若い人にも読ませたいのなら、文章でも動画でも短くする工夫が必要かもしれません。
ただ、私はそこまで若い人たちに迎合する必要はないと思っています。自分の考えをしっかり知ってもらいたいと思って書いた文章が、結果的に長くなったのであれば、それは人に伝えるために必要な長さなのだと思います。
ただ、途中で読むのが嫌になってしまうような文章に出会うことが多々あります。それは、文章そのものや展開の仕方がヘタだからでしょう。
私は映画監督の仕事もしていますから、ネタ探しに長編小説を読むことがあります。でも、あまりに長い小説は苦手です。
公言していることですが、私はもともとADHD(注意欠如多動症)です。そのため、一定以上の長い文章を読むことがむずかしいのです。
そんな私でも、引き込まれて読んでしまう長編小説があります。そのレベルに達するのは、誰でもできることではないので、やはり作家の才能なのでしょう。
とはいえ、どういう書き方をすれば、最後まで読んでもらえるのか、工夫しながら書くことは必要です。
話すことでも同じです。私は講演会を開いていますが、だいたい1回の講演会では、1時間半くらい話をします。
1時間半、聴衆を飽きさせずに話すのは、やってみればわかりますが、とても大変なことです。みなさんが、「これから1時間半、何か話してください」といわれて、できるでしょうか。
私も経験を積みながら、1時間半飽きさせずに話すということを、毎回苦労してやっています。それを何年も続けていると、どんな話をすると聴衆にウケるのか、だんだんわかってくるものです。
SNSでは、どんな無名の人が書いたものでも、内容がおもしろければ、けっこう読んでもらえたりします。
その際、チェックしてほしいのが、「いいね」の数よりもコメントの内容です。これは、師匠を見つけるときの参考にもなります。
SNSのコメントを読むのも、勉強になります。ただし、私の場合は批判的なコメントが多いので、あまり読みたくないですけどね。
でも人から、「すごくバズっていますよ」(「バズる」は投稿が短時間で急速に拡散され、多くの人の注目を集める現象)といわれたことがあるので、たくさんの人が読んでくれてはいるのでしょう。
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