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恩田貴子
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客間にあった立派な座卓は、お寺に寄進することに。「お布施をいくらか包みましたが、罪悪感なく手放せたのがありがたかったですね」
着物は、5000円の回収キットを購入して「着物 de お針子」に寄付。
「着物は再利用される他、障がい者の自立支援にもつながるそう」
【Before】
【After】応接室にあったソファや大型テレビ、置物は処分。「片づけ後、ここに運動器具を置いて、スポーツジム代わりに使っていたんですよ」
「夫が趣味で集めていた品は、信頼できる骨董品店に買い取ってもらいました」。事前に業者の評判も確認したうえで店を決めたそう。
かつては、踏み台が必要な上段にまで器が詰まっていた食器棚。「普段使うものだけを残し、無理なく手が届く場所に収納し直しました」
押し入れで刀を発見したときはびっくり。夫のコレクションだったよう。「恐る恐る警察に相談したら、模造刀だとわかり、不燃物として処分しました」
ケアハウスに持参したのは、家族のぬくもりが感じられるアイテム。「パーテーションカバーは、昔、姉がよく着ていた着物をリメイクしたものなんです」
遺影用の写真や棺に入れてほしいものをひとまとめにし、置き場所も志保美さんに伝えてある。「最期は自分で決めたいから、尊厳死宣言書類も作成済みです」