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【ガーデニング】5〜6月が植えどき! 初心者でも育てやすく料理に活躍するハーブの寄せ植え

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ゆうゆう編集部

病害虫知らずで育てるポイントは?

ハーブを栽培する際には、できれば農薬は使いたくないものです。そのためには、丈夫に育てることが大事! 

まずは、清潔な土に植え、そして、日光と適度な風によく当てます。適度な水やりも大切です。

病気や害虫による被害を発見したら、被害を受けた枝ごと切り取り、拡散を防ぎます。

苗の植えつけ方法

葉がいきいきとした元気な苗を求め、市販の培養土で植えつけます。農薬を使っていない苗か、使用量が少ない苗を求めると安心です。

培養土には肥料が入っているので植えつけ時の元肥は不要です。

鉢に鉢底網、鉢底石、培養土の順に入れ、ポットから抜いた苗を置きます。背の高いものは後ろに、低いものは手前に配置するのが原則。

残りの土を鉢の上部から2~3㎝のところまですき間なく入れ、軽く押さえます。最後に水を十分に与えます。

【ポイント】
害虫の侵入を防ぐため、鉢底には鉢底網を敷くこと。
その上に、水はけをよくする鉢底石やゴロ土などを網が隠れる程度敷いてから培養土を入れます。

日常のお手入れ方法

鉢は日照と風通しがよく、雨が当たらない場所に置きます。地面に直接置くより、レンガなどの上に置いたほうが風通しがよくなり、病害虫の被害も少なくなります。

水やりは鉢土の表面が乾いて白っぽくなったら、たっぷりと与えますが、猛暑の時期には1日2回、必要なことも。鉢受け皿に水をためておくのは、根腐れの原因になるのでやめましょう。

肥料は有機質肥料などを、書いてある分量と用法を守って与えます。

収穫の仕方

株全体の生長の様子を見ながら、必要な分だけを適宜、収穫します。茂りすぎたら、収穫を兼ねて枝をすかします。株の外側の枝から摘むのが基本ですが、葉を1、2枚使う場合は、枝の左右に葉が出ている節の上にはさみを入れます。

たくさん収穫したときは、室内の風通しのよい場所で2週間ほど乾燥させ、ドライハーブを作っておくと便利です。

【ポイント】
バジルの葉の収穫。葉のつけ根にわき芽が出ているので、その上5㎜で切り、上の葉を収穫します。
こうすることで、わき芽が伸びて株が育ちます。

この記事を参考に、料理に活躍するハーブの寄せ植えをぜひ作り、育ててみてください。

次回は、こちらの寄せ植えのハーブを使った料理レシピをご紹介します。

撮影/川部米応
※この記事は「ゆうゆう」2016年6月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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監修者

園芸研究家

桐原春子

英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。

英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。

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