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【ガーデニング】夏の日陰で涼しげに咲く花8選は、意外なほど華やか!

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光武俊子

視線を集めるボリュームある花穂【アスチルベ】

開花期:5~7月
草丈:30~70㎝

日本原産のアワモリショウマなどの仲間です。東アジアや北アメリカの林の中などに自生するため、半日陰でよく咲きます。ボリュームのある花穂は雨にも強く、長く咲いて遠くからでも目立つ存在。冬は地上部が枯れる多年草ですが、暖地では落葉せずに冬越しします。

白い小花がふんわり群れ咲く【ユーフォルビア‛ダイアモンドフロスト’】

開化期:5~11月
草丈:30~50㎝

多肉植物など、多様なタイプのあるユーフォルビアのなかで、よく分枝する茎先に細かな白い花を無数に咲かせます。花弁に見えるのは苞なので、すぐに散らずに長く楽しめるのも特徴。日陰気味の場所に咲かせるとふんわり白く浮かび上がって、あたりを明るくします。

マリーゴールドとユーフォルビア‛ダイアモンドフロスト’

星形の小花がドーム状に集まる存在感【ペンタス】

開花期:5~11月
草丈:20~100㎝

厳しい暑さのなかで次々に開花する頼もしい花です。熱帯原産の低木ですが、寒さに弱いため一年草として流通しています。ひとつずつの花は小さくても、ドーム状に集まる花序は存在感があって夏花壇の主役に。蒸れに弱いため咲き終わった花がらは切り戻して、風通しよく育てます。

日陰のグラウンドカバーにぴったり【ヤブラン(リリオペ)】

開花期:8~10月
草丈20~30㎝

日本各地の林床に自生する多年草。美しい常緑の葉や整った株姿が愛されて、古くから庭のグラウンドカバーに利用されてきました。夏の終わりに咲かせる花も涼やかで魅力的。斑入りの園芸品種もあります。日なたでも日陰でも育てやすく、手間がかかりません。

斑入り品種

これら日陰で咲く花を利用すれば、これまで殺風景だった場所もしっとりした風情や明るい雰囲気の花壇にできます。明るい葉色のリーフプランツなどと組み合わせれば、多くの種類の花を使わなくても大丈夫です。

猛暑の中で人も植物もホッとできるシェードガーデンを楽しんでみましょう。

ユーフォルビア‛ダイアモンドフロスト’とカラジウムの葉

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