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【ガーデニング】9〜10月に出回る苗で作る【白いマムの寄せ植え】植えつけプロセスも公開!

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園芸ガイド編集部

【白いマムの寄せ植え】レースみたいに繊細な白花に、銀葉を組み合わせて

白菊といえば仏さまに供える花のイメージがありますが、秋の澄んだ空気の中では意外なほどに魅力的です。

ユーフォルビアやシルバーレースなど、レースのように清純で繊細な印象の草花と合わせると、早く日暮れを迎える秋の庭でいつまでも明るく浮かび上がります。

苗の配置図

A:ポットマム ‘フロストファイン’
B:ヨメナ
C:ユーフォルビア ‘白雪姫’
D:斑入り

斑入りとは、白や黄色、クリーム色など、本来の植物の色とは異なる色の模様が入っている状態のことを指します。斑入りの葉の植物は観賞価値が高く、花が咲かない季節でも楽しめますが、日差しが強すぎると、斑の部分が茶色く焼けてしまうことがあります。

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ヤブラン ‘シルバードラゴン’
E:赤キャベツ
F:シルバーレース

コンテナの大きさ/直径35㎝、高さ24㎝

マムの寄せ植えの作り方

近年は敬老の日にキク苗が店頭で目立ちますが、もう少し遅い時季のほうが開花温度にも適して、脇役となる植物の種類も充実します。

春まで長く楽しむ寄せ植え

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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ではないので、株間は詰めぎみに植えても大丈夫です。


用意するもの:苗(ポットマム、ヨメナ、ユーフォルビア、斑入り

斑入りとは、白や黄色、クリーム色など、本来の植物の色とは異なる色の模様が入っている状態のことを指します。斑入りの葉の植物は観賞価値が高く、花が咲かない季節でも楽しめますが、日差しが強すぎると、斑の部分が茶色く焼けてしまうことがあります。

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ヤブラン、赤キャベツ、シルバーレース)、鉢、培養土

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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など。


鉢底石

鉢底石とは、鉢植えの一番下に敷く軽石などの石のことで、水はけをよくするために使います。鉢の中に水がたまりすぎると根腐れの原因になるため、鉢底石で排水性を高めることが重要です。再利用が可能なので、キッチン用の水切りネットなどに入れて使用すると便利です。

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は使わず、水はけのよい培養土

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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を鉢に入れる。全体のデザインを確認したら、ヤブランの根鉢

根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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をくずして鉢の縁に植える。


赤キャベツはコンテナの縁から顔をのぞかせるように、縁に押しつけて斜めに植える。脇役を植え終えたら、中央に主役を植える。


開花株のキク苗は根鉢

根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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をあまりいじりたくないので、ポットの外から根鉢

根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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をもんで根を切らずに少しほぐしてから植えつける。


すべての苗の株元が同じ高さになるように、株と株の間や株と鉢の間に培養土

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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を入れていく。


根の周りに隙間なく用土

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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が入るように、指で確かめながらしっかり用土

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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を入れる。鉢縁から2~3cmの水やりスベースを確保する。

撮影/川部米応

※この記事は『園芸ガイド』2013年秋・特大号の記事を、WEB用に再編集したものです。

※2023年9月22日に配信した記事を再編集しています。

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監修者
吉谷桂子

英国園芸研究家

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。英国暮らしの経験を生かしたガーデンライフを提案。「中之条ガーデンズ」「はままつフラワーパーク」など各地の庭を手がけ、また、ガーデニングプロダクトの企画、デザインも行っている。『花の楽しみ 育て方飾り方』(主婦の友社)など著書多数。

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。英国暮らしの経験を生かしたガーデンライフを提案。「中之条ガーデンズ」「はままつフラワーパーク」など各地の庭を手がけ、また、ガーデニングプロダクトの企画、デザインも行っている。『花の楽しみ 育て方飾り方』(主婦の友社)など著書多数。

この記事の執筆者

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