72歳、ひとり暮らしの【ソネジュンコさん】「スマホがあれば不便や寂しさとは無縁でいられます」
スマホがあれば、不便や寂しさとは無縁でいられます
72歳にして何不自由なくスマホを使いこなすソネさんが、ゆうゆう世代に特におすすめするのは銀行のアプリや電子マネー決済のアプリだ。
「振り込みも残高や引き落としの確認も自宅のソファから立ち上がることなくできますし、営業時間ギリギリに銀行窓口に駆け込むバタバタとも無縁です。好きな時間に落ち着いてポチポチしたらいいの。手数料がかからず振り込みができたり、窓口やATMより得することも多いですしね。友人とお茶や食事へ行ったときに、『私が払っておくね』とまとめてPayPayで払い、あとで割り勘にすると、もたつかずスムーズ。電子マネーなら小銭をじゃらじゃら持ち歩く負荷も減らせます。お小遣いが足りないと孫に助けを求められたときにサッと送ることもできます(笑)。さすがにお年玉はちゃんとぽち袋に入れて現金で渡してあげたいけれど、何かあったときに『じゃあPayPayで送るね』と言えるとスマートです」
家族の思い出の写真の整理にもスマホを活用
処分しづらい写真はデータにすると一石三鳥だとか。
「コロナ禍で仕事がなくなり時間ができたときに、スマホを使って写真の整理を始めました。メモ機能にあるカメラのボタンを押し、『書類をスキャン』を選択してデータ化。家族、仕事などカテゴリー別に分類して保存すれば、あとで見返しやすいですし、部屋も片づきます。データとして可視化すると家族とも共有しやすくなり、結果として終活にもつながっています」
※この記事は「ゆうゆう」2024年10月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
取材・文/村上 歩
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『ゆうゆう』2024年10月号
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