プロも驚く読者モデルのステキな自宅を拝見。「買い替えずに今あるもを活用」4つのポイント
アイデア① 思い出はいつも思い出せる位置に
思い出の品はしまい込まず、いつも見える場所に。「リビングの椅子に飾ったぬいぐるみは、娘夫婦が結婚式のときに贈ってくれたもの。娘の出生体重と同じ重さのウエイトベアです」(檜垣さん。以下同)
若いときはバックパッカーで世界を旅していたという檜垣さん。デンマークで購入した糸で作った刺しゅう作品など旅の思い出の品々も壁や棚に飾っている。
アイデア② 「定番」のよさを再認識。無印の収納ケースは生かして使い切る
「かける収納が一番ラクなので、トップスやボトムスなどかけられるものはパイプハンガーに。オンシーズンのものをアイテムごとに分けてかければ、コーディネートもしやすくなります」。写真のクローゼットにはコートやワンピースなど丈の長いものを。
セーター類など畳むものやマフラーなど小物類は、無印良品の収納ケースに。「ケースは無印で統一しています。定番のケースなので、長年使ったものを買い替えても、新旧混ぜて組み合わせられます」
無印の収納ケースはサイズ展開が豊富。「奥行き55cmのケースがこのクローゼットにぴったり入ります。スペースに合わせて個数やサイズを組み合わせられ、見た目もすっきり。他の部屋でも使い回しができて便利です」
アイデア③ 食器は用途に仕分けて収納。パイン材の食器棚は磨き直して残しました
普段使うものと、来客用など使用頻度の低いものを分けて収納するのが、すっきりのコツ。檜垣さん宅では、普段使う食器は、カウンターから数歩の所にあるキッチン内の戸棚に。娘家族や友人が訪れたときの来客用はリビング側の戸棚に収納。「娘たちが勝手にここから取り出せます」
長年愛用の食器棚には、海外で購入した一点ものなどの食器を観賞用に、空間を作ってゆったりディスプレイ。
アイデア④ 浮かせる収納ですっきり。油ハネ問題も同時に解消できました
「ガスコンロ(IH)のそばにお玉などの調理道具やしょうゆなどの調味料を置くのはNG、と近藤先生の講座で学びました。油ハネがつくし、モノが置いてあると掃除がしにくいからです。置き場所として奥行き10cmの小さな棚を壁面に設置しました」
調味料のボトルが収まるちょうどいい奥行きが10cmだそう。DIYで設置することもできる。
コンロまわりに何も置かないことで、油汚れもすぐふき取れて清潔に保てる。
撮影/柴田和宜(主婦の友社) 取材・文/村瀬素子
※この記事は「ゆうゆう」2024年12月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。
▼あわせて読みたい▼