「認知症リスクは冷蔵庫の中身でわかります」あなたはいくつ当てはまる?認知症発症の可能性をチェック!
整え方⑥ 調味料はできるだけ厳選する
「『さ(色のついた砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(しょうゆ)・そ(みそ)』を使い、塩分に注意して味つけを。調味料の中には『果糖ブドウ糖液糖』を含むものもありますが、血糖値の急上昇、肝臓への負担、残留農薬の心配があるので使用を控えて」
調味料選びの秘訣① 塩こうじ・めんつゆで味の幅を広げよう
加工されたものではなく、なるべくシンプルな原料の商品を選びましょう。塩とこうじを発酵させた塩こうじや、だしとしょうゆとみりん(酒)、砂糖を合わせためんつゆは日本人の舌との相性もよいです。
調味料選びの秘訣② チューブ状のものはなるべく控える
チューブ状のものには添加物や保存料、着色料が入っていることが多い。ふたがきちんと閉まりにくく、ふたのまわりの中身がひからびて劣化するのも難点。生の薬味は脳によいものが多いので、ぜひ取り入れましょう。
調味料選びの秘訣③ 有機レモン果汁を常備
調味料選びの秘訣④ マヨネーズはOK。豆乳ヨーグルト+みそで代用するのもおすすめ
整え方⑦ 自動製氷機は使わない
「自動製氷機の裏側にあるタンクから水を送る部分にカビが発生しやすく、氷にカビが混じることがあります。氷になってもカビ毒やカビ胞子の悪影響は残るので、もし使用するなら1カ月に1回以上はしっかりと洗浄しましょう。洗浄に手間がかかりストレスになるようなら、市販の製氷皿を使うといいでしょう。そうすれば製氷機の氷を保存する部分は、冷凍庫として使用でき、冷凍スペースを広げられます」
整え方⑧ 冷凍庫で冷凍ご飯を作ろう
「冷凍庫への詰め込みは控えたいものですが、冷凍ご飯を作っておくのはおすすめです。炊いた米をゆっくり常温に冷ますと、『レジスタントスターチ』という物質が増え、血糖値の上昇を抑える、腸を整える可能性があるなど、炊きたてよりも脳によい影響を及ぼします。電子レンジで温めても『レジスタントスターチ』は少し減る程度。冷めたら1食分ずつ小分けして冷凍庫に並べて保存しましょう」
取材・文/森山佳織
※この記事は「ゆうゆう」2025年2月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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