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月々12万円で暮らす【ショコラさん】「割高だけど参加しました」そのツアーとは?

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ゆうゆう編集部

2年前にひとり旅デビューをしたショコラさん。旅行社のツアーも上手に使い、「ひとり」を楽しむ旅の醍醐味を伺いました。

▼前回記事はこちら▼

>>月々12万円生活で人気の【ショコラさん】50代にして初体験の「ひとり旅」とは?

お話を伺ったのは
ショコラさん ブロガー

しょこら●1956年生まれ。
結婚後、2男の子育てと家事をこなす。
42歳で別居。営業職で自活し、4年半後に離婚。
2023年にパートの仕事を辞めて年金生活に入る。
60歳から続けているブログ「60代一人暮らし 大切にしたいこと」は根強い支持を得て、現在も月間30万PV。

「ひとり参加限定ツアー」で気楽にひとり旅を満喫

すっかりひとり旅の楽しさを味わったショコラさん。2023年3月にパートの仕事を辞めて、「毎日が日曜日」になってからは、ますます「どこかに行きたい!」という思いが強くなった。平日のすいているタイミングやオフシーズンの安い時期を狙って出かけられるのだ。

23年秋、二度目のひとり旅の行き先に選んだのは、岩手県。

「旅行好きだった母に、どこかいい場所はない?って聞いたら、『青い地底湖がいいよ。今まで行った中で一番よかった』って言うんです。がぜん興味がわいて、地底湖? それはどこにあるのって聞いたのですが、母は全然覚えていない(笑)。それでいろいろ調べて、岩手県の龍泉洞だとわかりました。私も洞窟が大好きなので、2回目の旅の目的地は龍泉洞に決めました」

しかし、交通手段を調べるうちに不安が募ってきた。

「盛岡から龍泉洞までのバスの本数がすごく少なくて。ひとり旅なのに乗り遅れたらどうしようって心配になってしまって」

そんなとき、旅行会社の「おひとり参加限定」というツアーを見つけた。東京から新幹線で盛岡に行き、そこからバスなどで岩手県内を巡る2泊3日のツアー。龍泉洞もコースに含まれていたし、「参加者全員おひとりさま」も魅力だった。

「ホテルはもちろん個室ですし、バスの座席も1人で2席使用できる。割高ですけれど、すべてお任せできる安心感もいいな、と思って参加しました」

オフシーズンだったこともあり、参加者は11人。女性のほうが少し多い。ひとり行動が基本だが、食事のときはみんなでおしゃべりもする。

「思いのほか楽しかったんです。なかには何度も参加している人がいて、『まずツアーで来て、気に入った場所に次はフリーで来るんだ』っておっしゃっていました。なるほど、そういう方法もあるかと思いました」

母にすすめられた旅先

2023年9月に行った岩手の龍泉洞。「吸い込まれそうなほど神秘的。母が大好きになった理由がわかりました」

ツアーの安心感が気に入ったショコラさんは、その後、再びツアーに申し込んだ。広島・山口2泊3日の旅だ。今度は「おひとりさま限定」ではなく、「ひとり参加も可能」というツアー。

「コースの内容が充実していて、値段も安かったんです。40人くらいのツアーでしたが、ひとり参加は私と40代くらいの女性だけで、他は家族や友人同士。ホテルの部屋は個室ですが、バスの席はもうひとりの方と隣どうし。食事のテーブルもグループごとなので、私たちはいつも2人で食事をすることになり、ちょっと気づまりでしたね(笑)」

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