【和田秀樹さん】「医師の指示を鵜呑みにして食べたいものを我慢していませんか?」60代からの敵、その意外な正体
大往生 スタートラインは 60代
最期をどう迎えたいか、延命治療を望むのか否か、「人間の医療と尊厳」の問題は、そのまま大往生にもつながる。大往生も終末期医療も、死ぬ間際の話ではなく、すでに60代ぐらいから始まっているのだ。その「今後どう生きるか」を選択するのが60代だというのが和田さんの考えだ。
「腹をくくると言ってもいいかもしれません。早い人は40~50代で、70代なら迷わず、80代ならさっさと腹をくくるべきです。寿命は多少短くなるかもしれないが、我慢をせず納得しながら生きるか、あるいは寿命は少し延びるかもしれないが、あれこれ我慢しながら生きるか。40~50代はまだ子育てもあり難しいかもしれませんが、60代になると『医療的ケア』よりも『精神的な安定』を重視したほうが、長生きの確率は高くなると思います」
最期を考えるのはまだまだ先と思わず、60代から考え始めることを勧めたい。
撮影/佐山裕子(主婦の友社) 取材・文/志賀佳織 イラスト/ピクスタ
※この記事は「ゆうゆう」2025年5月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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