「しんどくて機嫌よく振る舞う余裕がないときは、どうしたら?」精神科医・藤野智哉さんが教える対処策
自分の居場所は、変わっていくもの——
人との関わりを失うのは寂しいと思うかもしれませんが、自分の居場所って、年齢や自分の調子などによって変わっていくものです。
以前はそこにいるのが心地よかったけれど、体や心がしんどくてドタキャンすることが増えてくると、ドタキャンが許される界隈に身を置くほうが意外と心地いいな......ということもあったりします。
「環境を変えちゃダメだ」と思い込んでいる人が多いように思いますが、つき合う人間が変わっていくことは何も悪いことじゃありません。
長いつき合いでも、お互いに体がしんどければゆるい関係に移行することだってあるでしょう。「実は私もそういうときがあるから」と、本音が言いやすくなることもあるかもしれません。
もし関係が切れたら、新しい方向に進めばいいだけ。お互いに無理なく理解し合える関係を大事にしていくのがいいと思いますよ。
<まとめ>
居場所は自分の年齢や調子などによって変わっていくもの。
お互いに理解し合える関係を大事にしていきましょう
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嫌な気持ちにメンタルをやられない 不機嫌を飼いならそう
藤野智哉著
主婦の友社刊
相手や自分の「嫌な感情」への対応を間違えるとハラスメントで訴えられたり、相手がさらに興奮したり、自分を追い詰めてしまったりすることもあります。SNSフォロワー数12万人の精神科医・藤野智哉さんが「負の感情」に賢く向き合う40のメソッドを紹介します。
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