手に持っているものは?——記憶が残らないということ【認知症母との介護生活#2】
60代主婦の日常を、4コママンガとエッセイにしてブログで配信をしている、ぱいなっぷりんさん。その中から、「認知症母との介護生活」を順に紹介していきます。
▼第1回はこちら▼
想像の遥か上を行く発想をする母に、考えたことは?【認知症母との介護生活#1】入れ歯を包んだのは……
認知症の母は
今 言ったこと したことが
記憶に残らない
そして
その まっさらな頭で
目の前の状態を 判断するから
納得できないことがあると
おかしい
と思う
自分がやった なんて
ゆめゆめ 思わない
そし
私を 疑う
以前は
私も そのことに腹を立てて
言い争ったりもしたんだけど
最近は
入れ歯も お財布も おまんじゅうも
目の前から 消えて無くなったものは
み~んな
歩いて どっかに行ってしまった
ということにしている
母の周りは
足が生えてる
妖怪もどきのものだらけ
▼次回はこちら▼
>>父のお墓参りで涙する母。その後のドライブでのビックリ発言!【認知症母との介護生活#3】▼あわせて読みたい▼
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