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多機能より“これ専用”がラクだった。83歳・多良久美子さんの台所を支える単機能道具8選

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多良久美子

パン切り包丁

ホームベーカリーでパンを焼くのですが、切り分けるとき、普通の包丁では切り口がつぶれてしまい、キレイにいかないのです。パン切り専用の包丁を持っています。バゲットなどもつぶさずに切ることができます。

パン切り包丁は、刃の部分が波型になっているのが主流ですが、鉈なたのような、ちょっと変わった形。亡くなった娘が、「これはいいパン切り包丁だから」と言ってすすめてくれたので、買いました。今でもパンを切りながら、娘のことを思い出します。

ホットサンドメーカー

6枚切りのパン2枚に、チーズ、ソーセージ、ベーコン、野菜などの具を挟みます。直火式なのでコンロにのせ、表1分、裏1分焼けば完成。パンはこんがり焼けて、中の具にもちゃんと火が通ります。

いつもの材料でもちょっと気分が変わるので、楽しいですね。これもおもちゃです。

味噌マドラー

左右に大小の丸がついていて、味噌の中にどちらかを突っ込んでグリッと回し、そのまま鍋に入れて溶かします。味噌を溶かすために菜箸などを使う必要がなく、とても手軽です。

小さいほうは大さじ1、大きいほうは大さじ2の味噌が取れます。平日の夫と2人のときは小さいほう、週末に息子が帰ってきたときは、大きいほうを使います。

小さな泡だて器として、卵焼きの卵を混ぜるときなどにも使っています。

専用の用途に特化したものは、それだけ使いやすくなっています。時短になることも多いです。「面倒だからやめた」とならないように、道具にはどんどん頼りたいです。

多機能より“これ専用”がラクだった。83歳・多良久美子さんの台所を支える単機能道具8選(画像6)

パッと見渡せる収納にするため、調理道具は数を減らしました。

撮影/林ひろし

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※この記事は『83歳の私を支える家仕事』多良久美子著(すばる舎刊)をウェブ記事用に再構成したものです。

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