安藤和津さんのプチプラ美容ルーティンと指で「グリグリほぐす」習慣
78歳とは思えないほど、つややかな肌といきいきとした表情が印象的な安藤和津さん。「きっと高価な化粧品や特別な美容法があるのでは?」と思いきや、愛用しているのは意外にも身近なアイテム。毎日のシートマスクと美容液、自分の手で顔や体をほぐすことが、安藤さんのシンプルな美容習慣です。そして、何より大切にしているのが、年齢を理由に新しいことを諦めないこと。「もう○歳だから」と決めつけず、いつまでもワクワクする気持ちを持ち続ける――。安藤さんの美しさの秘訣を聞きました。
プロフィール
安藤和津さん
あんどう・かづ●1948年東京都生まれ。上智大学を経て、イギリス留学へ。その後、CNNのメインキャスターに。79年に俳優の奥田瑛二さんと結婚。長女は映画監督の安藤桃子さん、次女は俳優の安藤サクラさん。現在はエッセイストやコメンテーターとして活動している。著書に『”介護後うつ“~「透明な箱」脱出までの13年間~』など。
気になる顔や体は、自分の手で「ほぐす」
ジムなどに通ったことは一度もない。家でできることを少しずつ毎日積み重ねていく。習慣にしているのは、朝晩必ず湯船に浸かることだ。そのお風呂の中で、両足首を外側と内側、両方向に回す。さらに両足指をぎゅっと握ったりパッと広げたり、グーパー繰り返す。最初はなかなか開かなかった足の指も、毎日続けていくうちに、手の指さながら開くようになってきた。
そして、足の裏も甲も1本1本の指も揉みほぐし、さらに手の指も、関節の曲がりを直すようにマッサージする。最後に、体の隅々まで酸素を行き渡らせるようなつもりで肩を開いて深呼吸。これがルーティンになっている。
コツコツ続ける嚥下体操
「あとは、母も伯父も兄もみんな晩年、嚥下ができなくなって、誤嚥性肺炎を起こして亡くなるケースが多かったので、嚥下体操を必ず行います。首を伸ばして舌のつけ根を意識しながら、舌が顎につくように出したり引っ込めたり20回、それがすんだら今度は鼻の先に舌がつくように、やはり舌の出し入れを20回します。あとは舌で歯茎をなぞるように大きく右回りに10回、左回りに10回。これを毎日やっているんです」
毎朝晩こうした運動を続けながらお風呂に15分入ることで、自身の不調に気づくのも早くなり、自分でまずケアできることに気づいた。継続することで、徐々に基礎体力も上がってきた。
健康は「体の中から」
丁寧な食生活というのも健康の基礎になっている。梅仕事に始まり、柚子胡椒も佃煮もちりめん山椒もジャムも、すべて自宅で手作りしている。旬のものをその季節に食べる、電子レンジはほとんど使わない。そんな素朴な、しかしながら手を尽くした食生活も健康維持の基本にある。
「ちりめん山椒は、孫にも『めっちゃうまい』と言ってもらえました(笑)。近々、ご近所さんと一緒に、今度はお味噌を手作りしようと言っているんですよ。それも楽しみ」
そんな「体の中から」健康を意識し、小さなセルフケアを積み重ねているせいか、安藤さんの肌はつやつやで、首なども本当にきれいだ。いや、これは何か特別高価な化粧品を愛用して、スペシャルケアをしているに違いない。安藤さんに「美容でルーティンにしていることは何ですか」と尋ねてみたら、こんな答えが返ってきた。
愛用化粧品はプチプラのシートマスクと美容液
「えっ、ルーティンでやっていることと言えば、お風呂上がりに必ずシートパックをすることと、自然由来の化粧水をたっぷり。あと垂れてきた顔の肉は、指でグリグリ潰していく(笑)。二の腕も肩甲骨もそうだけど、柔らかく揉みほぐすと落ちやすくなっていく気がするんですよね。でも、いつも、いきいきいるためには、やはりそれだけでなく、ワクワクすることにトライしていくことだと思います。いちばんいけないのは、『もう〇歳だから』って年齢のせいにすること。年を数える必要はないと思うの。私はまだまだ、やりたいことが山ほどありますよ。できるだけ長く健康でいられるようにケアしながらトライして、いくつになってもワクワクする気持ちを忘れないでいたいですね」
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