ワンオペ育児・介護・離婚を越えて52歳で独立!「学び直し」が人生を動かしたブランディングスタイリスト・あやみん先生
「自分を知る」ことは「似合う服を知る」こと
「とにかく学ぶことが楽しかった。顔に当てたときに本当に顔映りのいい色があることを知って、自宅のクローゼットを開けてみたら、自分に似合う秋色しか入っていなかった。知らず知らずのうちに似合う色を選んでいたんだなと納得しました。買ってもなぜか着ない服は骨格的に似合わない服でした」
あやみん先生は夢中でカラー診断と骨格診断を学び、修了証を取得。そして、経済的に自立するために、パーソナルスタイリストという「その人に最も似合う服を見つける」仕事で起業した。
ところが、仕事が軌道に乗り始めた矢先、コロナの流行で対面ファッション相談やショッピング同行ができなくなった。
ステイホームが続いていたある日、たまたまSNSで見つけたとある心理学の講座に「面白そう」と興味を持ち、さっそく講座を受けることにした。
「いわゆるコーチングのような内容で、自分の課題を見つけ、それを解決するためにどうするかを道筋を立てて考えるワークを学びました」
そして、それは結果的に仕事にもとても役立つことに。
現在、大人気のあやみん先生の「おしゃれ講座」では、「内面」「外見」「ライフスタイル」「本来の自分」という4つの面から自分にアプローチし、似合う服を探っていく。
「『何を着てもしっくりこない』『似合う服がわからない』という受講生たちに、『考えていることを書く』『自分の言葉で話す』というワークをしてもらいます。自分のことをたくさん書いて、それを人前で発表する。つまり、頭の中を可視化・言語化することで、最初は何も言えなかった人も、講座が終了する4カ月後にはちゃんと自分のことを話せるようになるのです」
自分に興味がなければ、自分に似合う服はわからない。
「『なんで?』という疑問や好奇心が、学びにつながります。私の場合は『ZARAなのになんで?』からでした。疑問に思ったことや、違和感を感じたことはそのままにせず、『なんでだろう?』と追究したほうがいい。そして、学んで得たことは必ず行動に移すことが大事。それを使って何かをしたり、人に喜んでもらったときに初めて学びが生きるわけで、蓄積するだけでは宝の持ち腐れです」
現在も毎日ニュースをチェックし、学ぶ姿勢をなくさない。
「ファッションと政治・経済などの社会情勢は密接に関係していますから、ニュースには必ず目を通します。勉強することはいくらでもあります」
いくつになっても学んだことを生かして行動すれば人生は変わる。身をもって示してくれたあやみん先生だ。
毎日の「ちょこっと読書」で新しい私
その日の気分で手に取った本の、たまたま開いたページを読むという「ちょこっと読書」を始めました。じっくり読書しようと思うとなかなかまとまった時間が取れませんが、1日5分(10分になることも)なら、気楽です。短い時間でも「なるほど」と気づくことや、「それって…」と考えたりすることがあり、確実に5分前の自分より進化します。
あやみん先生が「ゆうゆうアカデミー」にてトークセッションを行います!
あやみん先生の監修で、「CHOYA H.M.G」と雑誌『ゆうゆう』のオリジナルコラボシャツが誕生! 11月7日の「ゆうゆうアカデミー」では、このシャツが手に入る着こなしイベントを開催します。
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撮影/中村彰男 取材・文/依田邦代
※この記事は「ゆうゆう」2026年秋号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。
