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志賀佳織
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母が入居する老人ホームから徒歩3分のところで売りに出ていた中古住宅。チラシを見た父が即決して購入した。閑静な住宅街に立つその家に、久田さんは今一人で暮らしている。
2階に続く階段には手すりをつけるなど、一人暮らしをするに当たっては室内のところどころにリフォームを行った。
ぎっしりと蔵書の詰まった本棚や好きなものが飾られた窓辺、キッチンなど、自分の「城」だからこそ思いのままに部屋づくりができる。
かつて主宰していた人形劇団の人形や道具。今も自宅の1階に大切に保存していて、活動中の仲間たちがときおり出入りしている。
2階のリビングで。父が購入した当初は「こんな広い家どうするの?」と思ったこともあったが、今となっては都内でかつ環境のいい場所に、この家を遺してくれたことがありがたい。