【50代のお金の不安】老後資金は貯金だけではダメ!?「つみたてNISA」をプロが解説
つみたてNISAの始め方
【投資信託を選ぶ】
つみたてNISAを扱っているのは、銀行や証券会社などの金融機関。種類や手数料などはそれぞれ異なるので、比較して利用したい投資信託を選びましょう。
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【口座の開設を申し込む】
銀行は「投資信託口座」、証券会社は「総合口座」と「つみたてNISA口座」が必要。ホームページでも開設できます。なお、NISA口座は一人一口座だけです。
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【税務署が審査して、承認】
金融機関経由で、税務署が審査し、承認されると、金融機関から口座開設のお知らせが届きます。
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【つみたてNISAで、投資信託の運用を開始】
積立額は1000円以上が一般的。総合口座に入金すると、指定日につみたてNISA口座に振り替えられて、投資信託が買い付けられる。入金は、給料振込み口座から給料日直後に引き落とされるようにすると簡単・確実!
長く運用するほど、投資効果は大きくなる!
2001年から20年間、毎月1万円を投資信託に積み立て投資した実績。
「全世界株式(MSCI ACWIグロス)」…全世界の株式に分散投資した投資信託
「日本株式(日経平均)」…日経平均に連動するように作られた投資信託
(出所)Bloombergをもとに金融庁作成。(期間)2001年1月〜2020年12月
※株価指数に直接投資することはできません。データは投資コスト、税金などを考慮していません。
※これは過去の実績をもとにした算出結果であり、将来の投資成果を予測・保証するものではありません。
※本文の最後のシミュレーションの数字は、以下から出しています。
資産運用シミュレーション : 金融庁 (fsa.go.jp)
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html
※投資では、元本割れする可能性があるので、運用は十分に気をつけて行いましょう。この記事はつみたてNISAに関して解説したものです。特定の金融商品や運用方法の推奨、投資アドバイスなどを目的としたものではありません。ご自身の判断で行ってください。
※この記事は2024年8月8日に文章構成を変更しました。
プロフィール
井戸美枝
ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)、社会保険労務士、国民年金基金連合会理事。生活に身近な経済問題、年金・社会保障問題が専門。「難しいことでもわかりやすく」をモットーに、雑誌や新聞に連載を持つ。『親の終活 夫婦の老活 インフレに負けない「安心家計術」』(朝日新書)、『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!増補改訂版』(日経BP)など著書多数。
ホームページ:http://mie-ido.com
Twitter:@mieido
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