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[後編]91歳の樋口恵子さんが実践!「3つのショク」を維持する方法とは?

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ゆうゆう編集部

【職】のヒント

ヨタヘロ期になっても社会で役立つ自分を目指そう

ともに介護で負担を軽く

先の見えない不安に襲われがちな介護者のために、国や自治体、企業なども加わって「ともに」介護することで、介護者の負担を軽減しようと提案する。

「ひとりで抱え込まず、自治体の地域包括支援センターやファミリー・サポート・センター、企業の相談窓口などを頼りましょう」

「ながら介護」で仕事を続ける

仕事をしながら、生活を楽しみながら、人とつき合いながら。親の介護が始まった人に樋口さんがすすめるのは、「ながら」介護。

「介護離職をすると、自身が老後に困窮してしまう場合も。仕事と介護の両立に悩んだら、すぐに介護離職はせず、誰かに相談することが大事です」

高齢者でもまだまだ働こう

70歳まで東京家政大学の教授を務めた後、東京家政大学・女性未来研究所の所長として80代半ばまで勤務。今年7月に上梓した『老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます』がヒット中の樋口さんは働く高齢者の見本でもある。

「人生100年時代、70代なんてまだまだ働き盛り」

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