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中道あんさん流 2024年は「稼ぐ」「貯める」「増やす」「守る」4つの力を伸ばしたい

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中道あん

ということで2024年が始まりましたね。今年も「お金」と向き合っていきたいと思います。

今年は、なんといっても『神改正の新NISAが始まる』年でもあります。2018年に始まったNISAをまだよく分からないって思っている人に、お話ししたいと思います。

■旧制度の一般NISAは年間120万円×5年間、計600万円の投資から得た利益が非課税になる
■旧制度のつみたてNISAは年間40万円×20年間、計800万円分の投資から得た利益が非課税になる

新制度は上記2つの投資と共存になります。2023年にまでつみたてNISAをした方は、投資した分は投資してから20年で得た利益は非課税のまま。ただし、2024年からは新規に旧制度の40万円のつみたて投資をすることはできません。

とっても細かい話ですが、12月に入ってから、年の投資枠が4万円と少し残っていたので利用している証券会社(SBI証券)のNISA枠ぎりぎり注文サービスを使って1円も余すところなく、「ぎりぎり」の金額で買い付けました。

新NISAの特徴は以下の5つです。
① 投資枠は1800万円。(うち1200万円が成長枠)
② 制度の恒久化で非課税期間は永久
③ 年間の投資上限は360万円(つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円)
④ 売却すると、非課税枠は復活
⑤ 損しない投資銘柄を買うこと

それでは新NISAのここがスゴイ!と思ったところを紹介します。

①投資枠は1800万円。(うち1200万円が成長枠)
新NISAはなんと1800万円という枠の大きさです。ひところ老後2000万円問題が騒がれていましたが、旧つみたてNISAを2018年から始めた人ならば40万円×6=240万円なので、合わせて2000万円が準備できるというものです。

②新NISA制度では、制度そのものが恒久化し、非課税保有期間(NISA口座で運用した
利益に税金がかからない期間)が無期限になります。つまり、天に召されるまで非課税。(それまでに使い切るけれど、私)

③年間の投資上限は360万円(つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円)
年間の投資上限は360万円(つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円)もスゴイ! 60歳になったとき、自力で1800万円を貯められている人はどれだけいるのでしょうか。大学を卒業してから60歳になるまで、毎月4万円を休まず貯金したら、だいたい1800万円にはなりますが、なかなか積立だけでは使いきれない枠です。

だから、ボーナスや臨時収入が入ったときにドカンと投資できるシステムが最高。例えば、つみたて投資枠の年間120万円に加えて、退職金などまとまったお金を毎年240万円ずつ投資すれば、最速5年で1800万円になります。

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