中道あんさん流 2024年「もっとも使って良かった!」お金のこと
人生100年時代というなら、50代はまだ半ば。忙しい毎日を過ごしているみなさんは、5年後、10年後が見えていますか? わかっていることは、のんびり隠居なんて夢物語ということ。それなら不安を抱えたままにしないで、何かできることをしたい! 今回のテーマは、トップブロガー中道あんさんが考える、2024年に使ったお金の話。
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モノより、思い出にお金を使った1年でした
さて、いよいよ2024年も残すところ30日。皆さんの2024年はいかがでしたでしょうか。
年初に立てた目標は達成できましたでしょうか。それとも、「すっかり忘れてしまっていた!」という人も少なくないんじゃないでしょうか。
改めて自分の手帳を見返してみると、旅の目標だけは120%達成できていました。パリでの1weekの旅は一番いい時期だったし8日間は楽しすぎました。
そして、長年の夢だった盛岡旅行は11月末に2泊3日で。このコラムを配信される頃は、盛岡八幡宮で参拝を済ませ、酒造見学をしている頃かと思います。
モノより、思い出にお金を使ってきた1年でした。
ひとりが好きな私が、今年は友だちと一緒に出かけることが多かったです。ひとりだときっと忘れてしまうような出来事も、誰かと一緒ならば、笑ったり、驚いたり、感動が増えたりします。こういった感情の高まりが思い出を色濃くしてくれるのでしょう。ほんとに、価値あるお金の使い方をしたと思っています。
支出は「消費」「投資」「浪費」に分けられて、旅はいったい何にあたるのだろうか?と考えます。
一般的に旅をするというのは、日々生活していく上で欠かせないモノや使用料ではないので、無駄使いと思われる人もいるでしょう。でも、旅をすることで、気持ちにゆとりができたり、価値観が変わったり、発見があったりと、良いことの方が多いので、自己投資になると言えます。
とはいえ、やはり贅沢な時間の使い方なので贅沢費と呼んでいます。「贅沢はポイントでする」をモットーにしているので、今年以上に来年もポイ活に励んで旅を楽しみたいと思います。
春には大きな買い物をしました。縁あって2軒目の不動産投資の築古戸建を購入しました。これで資産形成のステージを1段階上げることができました。
ほんとうは、ローンを組みたかったのですが、条件が合わずあちこちからお金をかき集めて現金購入しました。そのとき、利益が高かった投資信託を売って費用の一部にしました。
使う予定のある資金で投資してはいませんが、私が投資信託を始めたきっかけである、山崎元さんの著書に、投資信託の売り時について「お金が必要なときに売る」とあったのを覚えていて、 迷いなく売りました。毎月の家賃収入でまたコツコツと投資信託を買っていこうと思っています。
いったい日本経済はどうなっているんだか
それにしても、物価がどんどん上がってないでしょうか。先日、娘と焼肉屋さんで食事して支払ったお金は1万3千円。このお店はコロナ禍のオープン時から通っていますが、大食漢の息子と始めて行ったときは7千円でした。だんだん値上がりして、家族3人で行くと余裕で2万円を超えてしまいます。
でも、ここのお店だけではないのです。庶民の味方のラーメンが1杯千円を超えるお店が増えましたし、サラリーマンのランチの定番、ざるそば1枚が千円すると息子が嘆いていました。私も、旅の終わりに京都駅でそばを食べる習慣があって、かけそばが千円を超えていたので別の店まで足を運びました。
諸外国からは「日本は安くて美味しい国」と呼ばれているのに、いったい日本経済はどうなっているんだか……。