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【ガーデニング】年末からはバラ仕事が目白押し!まずは鉢植えバラの手入れを

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吉原美奈子

【ガーデニング】年末からはバラ仕事が目白押し!まずは鉢植えバラの手入れを(画像5)

ニューヨーク州にある住宅街の歩道沿いをフェンスできっかりと区切り、中にはあふれんばかりにバラを咲かせて。このように境界をきちんと設定して植栽すると、情景の対比が明確になって印象的。

根をほぐし、古土はできる限り取り除く

鉢替え(土替え)の具体的なやり方ですが、まず株の根元をしっかりとつかみ、株を鉢から引き抜きます。鉢土の上部の固い部分から指や園芸用フォークでほぐし、根の間にも指を入れて土をかき落とします。特に病原菌のひそむ地表部は可能な限りとり除きます。

なんとなく生育が思わしくないと思っていたら鉢土からコガネムシの幼虫がゴロゴロと出てきたなどということもありますから、しっかりと古土を落とすことが重要です。

傷んだ根や長すぎる根は切って整えます。鉢に鉢底石

鉢底石とは、鉢植えの一番下に敷く軽石などの石のことで、水はけをよくするために使います。鉢の中に水がたまりすぎると根腐れの原因になるため、鉢底石で排水性を高めることが重要です。再利用が可能なので、キッチン用の水切りネットなどに入れて使用すると便利です。

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を薄く敷き、新しい培養土

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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(バラ専用の土、もしくは赤玉土

赤玉土とは、関東地方の火山灰土壌から採取される粒状の土で、園芸用の培養土として広く使用されます。通気性と保水性、排水性のバランスがよく、単独で使用することも他の土と混ぜて使用することもできます。粒の大きさにより小粒・中粒・大粒に分類され、植物の種類や用途に応じて選ぶことができます。

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の小粒8:腐葉土2の割合でブレンドしたもの)を少し入れてからバラを中央に据え、接ぎ口が少し土に埋まる程度に残りの培養土

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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を入れます。

棒で鉢土を突きながらすき間なく土を入れたら、水が鉢底穴から流れ出るまで与え、日当たりと通風の良い場所に置きます。
冬はバラの根が休眠することから、根を切ったり多少痛めても生育に悪影響はありません。恐れずに作業を行いましょう。

※2023年12月16日に配信した記事を再編集しています。
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根詰まりとは、植物が鉢の中で長く育ちすぎて、根がびっしりと詰まりすぎてしまう状態です。根が行き場をなくして窒息し、水や栄養を吸えなくなります。定期的な植え替えで鉢を一回り大きくするのが対策です。

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四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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