【湯川れい子さん・88歳】が教えてくれた「80代と70代の違い」とは?ビートルズに単独インタビューした過去も
好きなもの、食べたいものを食べる
1年前の入院で痛感したのは、食事の大切さだという。
「人間は食べたいという欲求がなくなると、どんどん弱っていきます。食欲って大事。だから今は、とにかく好きなもの、食べたいと思うものを食べるようにしています。できるだけ一人ではなく、誰かと一緒に。そのほうが食事の時間が楽しいし、おいしく感じられますから」
意識しているのは、野菜とたんぱく質をとること。
「朝はゴーヤのスムージーが定番。私はおすしが好きで、魚を食べているからたんぱく質はとれていると思うのですが……。息子がね、『元気で長寿の人は、皆さんお肉を召しあがっている』と言って、よく焼き肉店に連れていかれるの(笑)」
湯川さんの【脳と体と心を整える毎日習慣】①毎朝のゴーヤスムージー
脳と体の健康を保つため長年続けているのが、骨を強化するエクササイズと呼吸法を組み合わせた“骨呼吸体操”だ。
「湧氣球(ゆうききゅう)という小さな木の球に足を乗せて、バランスをとる運動などを行っています。週1回、道場に通い、家でも球乗りはやっています。足裏を刺激するので、脳も活性化されますし、背筋もピンと伸びるんです」
湯川さんの【脳と体と心を整える毎日習慣】②湧氣球で足裏を刺激
【後編に続く】
取材・文/村瀬素子
※この記事は「ゆうゆう」2025年2月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
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