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フードコーディネーター「スーパーでの買い物はカートを使わない」本当の理由【フードロスの防ぎ方】

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ゆうゆう編集部

自由な発想で食卓を豊かに【献立のアイデア】

使い切れなかった食材は、いつもと違う料理に使ってみよう。新たな味が発見できるはず。

●料理の固定観念を手放してみる
●あるもので代用できるか考えてみる
●調味料も「素材」として活用を

ルールや常識は取っ払い、新しいレシピを開拓しよう

「『この食材はこの料理にしか使えない』と思い込んでいませんか。そんな固定観念を手放すと、新たな使い道が発見できますよ」

発想のヒントは、素材の成り立ちに目を向けること。たとえば小麦粉からできている麺類は、チヂミやドーナツなどにアレンジ可能。調味料も同様に、元の素材をたどっていくとさまざまな料理に活用できる。

「あまりもので作れるか」と考えるクセをつける

買い物に出かける前に、いったんストップ。冷蔵庫や食品庫にあるもので作れる料理はないか、考えてみよう。

「ちょっとだけ残った野菜や、賞味期限が切れそうな麺類などを使い切れたときには、いつもガッツポーズ(笑)。それが小さな達成感にもつながります」

「あまりもの活用の日」を決める

月に2回ほど、「冷蔵庫のあまりものを活用する日」を決めているという行長さん。

「週末やゴミ収集日の前日などに、冷蔵庫の中をくまなくチェック。使い忘れていたものを活用するレシピを考えます。あれこれ頭をひねる時間も、脳トレのようで楽しいですよ」

あまった佃煮で炒飯をおいしく

のりの佃煮は、調味料としても優秀。刻んだ油揚げと長ねぎをフライパンで炒め、つくだ煮と酒を混ぜたものとご飯を加えて混ぜる。バターを加えてさらに炒めたら完成。茶碗1杯強のご飯に対して、佃煮15g、酒小さじ1程度が適量。

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撮影/宗田育子 取材・文/恩田貴子

※この記事は「ゆうゆう」2025年7月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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