記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】切って挿すだけ!かんたん挿し木でお気に入りの植物をふやそう

公開日

更新日

光武俊子

とても簡単な「挿し木」の手順

1)アジサイの枝を10~15㎝切り取る

挿し木

挿し木とは、植物の枝、葉、根などを切り取り、土にさして新しい根や芽を発生させる繁殖方法です。​この方法は、親株の特性をそのまま引き継ぐため、同じ性質の植物をふやすことができます。

詳細を見る
は葉がついていた「節」から根や新しい葉が出るので、節間が詰まって複数の節がある茎や枝を切り取り、10~15㎝のさし穂を用意します。節のない枝や茎は挿し木

挿し木とは、植物の枝、葉、根などを切り取り、土にさして新しい根や芽を発生させる繁殖方法です。​この方法は、親株の特性をそのまま引き継ぐため、同じ性質の植物をふやすことができます。

詳細を見る
ができにくいです。柔らかいてっぺんや硬い株元ではなく、株の中間の茎を用いましょう。

2)挿し穂の葉を調整する

蒸散を減らすため大きな葉は小さく切り、下のほうの葉は茎から切り離します。挿し穂を水に浸け1~2時間吸水させます。切り口に発芽促進剤を塗ると安心です。

【ガーデニング】切って挿すだけ!かんたん挿し木でお気に入りの植物をふやそう(画像18)

発芽促進剤を塗ったバラの挿し穂

3)肥料分を含まない清潔な用土に挿す

育苗ポットなどにタネまきや挿し木

挿し木とは、植物の枝、葉、根などを切り取り、土にさして新しい根や芽を発生させる繁殖方法です。​この方法は、親株の特性をそのまま引き継ぐため、同じ性質の植物をふやすことができます。

詳細を見る
専用の用土

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

詳細を見る
を入れ、穴を開けます。挿し穂の節が埋まる深さまでさし込み、ぐらつかないように用土

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

詳細を見る
を押さえ、水やりしましょう。

挿し木を成功させるためのポイント

挿し穂は直射日光の当たらない明るい日陰などに置きます。挿し木

挿し木とは、植物の枝、葉、根などを切り取り、土にさして新しい根や芽を発生させる繁殖方法です。​この方法は、親株の特性をそのまま引き継ぐため、同じ性質の植物をふやすことができます。

詳細を見る
を成功させるには、発根まで用土

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

詳細を見る
が乾き切らないように水やりするのが大切。

挿し木

挿し木とは、植物の枝、葉、根などを切り取り、土にさして新しい根や芽を発生させる繁殖方法です。​この方法は、親株の特性をそのまま引き継ぐため、同じ性質の植物をふやすことができます。

詳細を見る
が梅雨時に向いているのは、根がなくても葉が蒸散しすぎてしおれないからです。濡れた不織布などで挿し穂を軽く覆ったり、ペットボトルをかぶせてもよいでしょう。専用のカバーやトレーも販売されています。

根が出る時期は植物によって異なりますが、3~5週間ほどです。挿し穂に新しい芽が出たら、根も成長しはじめています。ペットボトルやイチゴのケースなどを使うと、発根の状態が見られます。

根が伸び出したら、薄い液肥を与えて根の成長を促します。根が十分に伸びて、葉が健康に育ってきたら、鉢に1株ずつ培養土

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

詳細を見る
で植えて育てましょう。手持ちの株から数株の挿し木

挿し木とは、植物の枝、葉、根などを切り取り、土にさして新しい根や芽を発生させる繁殖方法です。​この方法は、親株の特性をそのまま引き継ぐため、同じ性質の植物をふやすことができます。

詳細を見る
を成功させると、病害虫などの被害にも予備があって安心です。

【ガーデニング】切って挿すだけ!かんたん挿し木でお気に入りの植物をふやそう(画像20)

水やり

▼あわせて読みたい▼

>>【ガーデニング】梅雨入り前後にやっておきたい庭仕事。猛暑に備えてできること >>【ガーデニング】かわいい花が咲く[つる性植物]8選で、緑のカーテンや立体的な花飾りを >>【ガーデニング】来年も美しく咲く多年草「ユリ」。おすすめ原種ユリ[7選]

PICK UP 編集部ピックアップ

つる性植物とは、自らの茎や葉を他の物体に絡ませたり、巻きつけたりして生長する植物のことです。​代表的なものに、アサガオ、クレマチス、スイートピーなどがあり、フェンスやトレリスを利用して立体的な演出が可能です。

詳細を見る

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

詳細を見る

多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

詳細を見る

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

詳細を見る

木質化とは、もともと茎が柔らかい植物の茎や枝が、時間の経過とともに固く、木のように変化する現象を指します。木質化は植物の体内にリグニンという物質がふえることによって起こるとされています。

詳細を見る

花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。

詳細を見る

徒長とは、植物の茎や葉が不自然に間延びしてひょろひょろと生長してしまう状態を指します。日照不足、チッ素肥料の与えすぎなどが原因で、弱々しい株になりやすく、病害虫にもかかりやすくなります。

詳細を見る

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

詳細を見る
画面トップへ移動