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冬の庭づくり!常緑性リーフ[8選]で表土が目立たなくなるコツとは?

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光武俊子

冬は多年草でも地上部の茎葉が消えるものが多く、庭は土が目立って殺風景になりがちです。それを自然の風情と思いながらも、園芸愛好家はどうしても物足りなさを感じてしまうのでは? 花は無理でも常緑で美しいリーフがあれば、冬の庭はもっと輝くに違いありません。

冬も緑をたたえる常緑性のリーフは宝物

草花には1年で枯れる一年草と、何年も生きる多年草宿根草ともいう)があります。多年草には、季節(おもに気温)によって茎葉を枯らして休眠する落葉性と、年間を通して茎葉をたもつ常緑性の2タイプがあって、冬はこの常緑性のリーフに注目しましょう。

一年草でもバンジーやビオラは寒さに強くて冬も咲き続け、庭やベランダを彩ってくれます。ただし、はコンパクトなままで春まで大きく育ちません。庭土や地上部のない鉢が目立ってしまう冬に、常緑のリーフはグッとナチュラルな雰囲気をもたらしてくれる宝物です。

四方に細い葉を広げるグラスや小さな葉で地表を覆うグラウンドカバープランツ、日陰気味の場所に大きな葉を茂らせるタイプまで、常緑のリーフは多彩。咲く花が少しでも、花がなくても、きれいなリーフがあれば冬でも庭は生き生きします。

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赤い樹皮のサンゴミズキと引き立て合うフェスツカ

冬の庭を輝かせる常緑性のリーフ8選

ブルーグレーの葉色がアクセントに【フェスツカ・グラウカ】

草丈:20~60cm

200以上もの仲間があるフェスツカのなかで、青みがかった細葉のグラスは独特の存在感で人気です。梅雨ごろに穂を立ちあげ、秋~冬は葉色がグレーを帯びます。寒さには強いものの、夏の蒸し暑さは苦手なので、水はけよい環境で育てて数年ごとに株分けするのがおすすめ。

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穂が出て葉色が変化した状態

バラエティーに富む葉色を誇るグラス【カレックス】

草丈:20~100cm

カレックス属は全世界に約2000種あるといわれ、日本ではスゲと呼ぶグラスです。園芸用に出まわる品種も、斑入りの’エバーゴールド’や銅葉の‘ブロンズカール’などと多彩。いずれも寒さに強い常緑性で、斑入り銅葉品種は日当たりのよい環境で葉色がよくなります。

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カレックス’エバーゴールド’

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カレックス‘ブロンズカール’

小葉を密生させて地表を覆う【アジュガ】

草丈:10~30㎝(開花時)

日本に自生するキランソウやジュウニヒトエの仲間で、ブロンズ色や赤紫などニュアンスのある葉色の園芸品種が出回ります。這い性でマット状に広がり、晩春に紫やピンクの花を開花。花のない時期も美しいグラウンドカバーとして重宝します。シェード向きです。

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アジュガ・レプタンス‘マルチカラー’

ハンギングバスケットとは、壁や柱、フェンスなどに吊り下げられる鉢植えのことを指します。ガーデニングでは立体的な彩りを楽しむのに最適なアイテムで、限られたスペースでも豊かな植物空間を演出できます。ペチュニアやアイビーなどが人気の植栽例であり、季節に応じた花や葉を選ぶことで四季折々の美しさを堪能できます。室内外問わず活用できるため、手軽にグリーンを取り入れるアイデアとしても注目されています。

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グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

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クリーピングとは、植物が地面を這うように広がって生長する性質や、そのような生長型を持つ品種を指します。クリーピングタイムやシバザクラのように、グラウンドカバーとして活用されることが多く、雑草の侵入を防ぎながらナチュラルな景観を演出できます。日当たりや通気性のよい場所を好むものが多く、石の隙間や縁取りにもぴったりです。手間をかけずに庭の表情を豊かにしてくれる頼もしい存在です。

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植え替えとは、鉢植えや地植えの植物を別の場所や容器に移して育て直す作業を指します。生長に伴って根詰まりを起こしたり、用土の養分が不足したりした場合に必要で、植物の健康を保つために欠かせない手入れのひとつです。時期としては休眠期や生長初期が適していて、新しい用土や大きな容器、広い場所に植え替えることで根の活性化を促します。根の状態を確認しながら丁寧に行うことで、再び元気に育ちやすくなります。

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植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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這い性とは、植物の茎や枝が横方向に地面を這うように広がりながら生長する性質のことを指します。代表的な例として、グラウンドカバーとして人気のアイビーやシバザクラなどが挙げられます。この特性をもつ植物は、広い範囲を覆い尽くす役割を果たし、雑草防止や景観美化に適しています。這い性植物はガーデニングで空間を緑豊かに演出するのに最適であり、花壇や庭の縁取り、石垣の装飾など用途も多岐にわたるため、初心者にも取り入れたいタイプの植物といえるでしょう。

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株分けとは、植物の株を分割してふやす繁殖方法の一つで、多年草によく用いられます。根元から芽がふえた部分を切り分け、別々に植えつけて育てます。古くなった株を切り分け、株を若返らす目的でも行われます。

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斑入りとは、白や黄色、クリーム色など、本来の植物の色とは異なる色の模様が入っている状態のことを指します。斑入りの葉の植物は観賞価値が高く、花が咲かない季節でも楽しめますが、日差しが強すぎると、斑の部分が茶色く焼けてしまうことがあります。

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宿根草とは、一度植えると毎年花を咲かせる植物のことです。冬に地上部が枯れても地下部が生き続け、翌年再び芽を出す植物を指すことが多いです。​

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

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一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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開花とは、植物がつぼみから花を咲かせる現象を指し、植物のライフサイクルの中で繁殖を目的とした重要な段階です。開花には品種ごとの遺伝的要因に加え、温度・日照・水分・肥料などの栽培環境が大きく関係しています。開花の時期や条件を正しく理解することは、ガーデニングにおいて花を美しく咲かせるための基礎知識の一つとなります。

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銅葉とは、植物の葉の色が銅のような赤茶色やブロンズ色を帯びた種類のことを指します。この独特の色合いは庭や鉢植えでアクセントとして活躍し、彩り豊かなガーデニングにおいて人気です。例えば、ヒューケラやコルジリネなど、一年中その美しさを楽しめる銅葉植物が多くあります。また、銅葉と緑の葉を組み合わせた配置も視覚的に非常に魅力的です。ガーデニング初心者にも育てやすい品種が豊富なのもポイントです。

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草丈とは、植物が地面からどのくらいの高さまで育つかを示す言葉で、園芸品種の選定や植えつけ間隔を考えるうえで重要な指標になります。低い草丈の品種は鉢植えや寄せ植えに向き、高い草丈の品種は庭の背景や目隠しとして活躍します。花壇づくりでは草丈のバランスを取ることで、奥行きや見栄えのよいレイアウトに仕上げられます。

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株間とは、苗や植物同士を植え付ける際に確保すべき適切な間隔のことです。風通しや日当たりを良好に保ち、病害虫の予防や根の伸長スペース確保にもつながります。例えばレタスやダリアなど、種類によって必要な株間は異なり、密に植えすぎると蒸れたり生育が悪くなったりします。植栽計画を立てる際には、デザインだけでなく株間の知識も大切なポイントです。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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和名とは、植物の名前を日本語で表した呼び名のことです。ガーデニングにおいて、学名や英名に加え、和名を知ることで親しみやすさが増します。日本の文化や風土に根差した和名は、植物の特徴や用途、見た目を表現したものが多く、例えば「桜(さくら)」や「藤(ふじ)」などが代表例です。また、古文や和歌にも登場することがあり、日本の歴史や文学とも深い関わりを見せます。

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休眠とは、植物が生長を一時的に停止して、寒さや乾燥などの不利な環境から身を守る生理状態のことを指します。球根や落葉樹などでは、冬の寒さに備えて活動を停止し、気温が上がると再び芽吹きます。休眠中の植物は水や肥料をそれほど必要としないため、過湿や過剰施肥を避けて管理することが大切です。休眠の有無や期間を知ることは、植え替えや剪定の適期を見極めるうえでも重要です。

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株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

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枝とは、植物の幹や主軸から分かれて伸びる部分で、葉や花、果実をつける役割があります。枝の生え方や配置によって光の取り込み方や風通し、樹形が左右されるため、剪定や誘引を通じて理想的な姿に整えることがガーデニングでは大切になります。

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