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【ガーデニング】初心者でも簡単に作れる「3A」寄せ植えとは? 夏じゅう楽しめて手入れもラク!

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ゆうゆう編集部

夏じゅう楽しめる!超簡単「3A」寄せ植えの作り方

寄せ植えが初めてという方にまずおすすめなのが、1種類×3ポットの植え方。単純なのに“ばえ度”は抜群! 特に春〜夏の寄せ植えに効果絶大ですよ。

これだけで形が決まる!基本中の基本「3A」

「2A2B」「3A3B」などは、僕がよく「オニちゃんねる」で使う用語。数字はポット数、アルファベットは植物の種類を指しています。「3A」は、好きな花を1種類選んで3ポット植えるだけ。特に春〜夏の花、ニチニチソウやペチュニアなどにおすすめ、成功必至の植え方です。ぜひお試しを!

【用意するもの】
苗/A:ニチニチソウ ‘夏色くれよん日日草 こいもも’× 3ポット
鉢/直径24cm、高さ26cmのテラコッタ鉢
その他/鉢底ネット、鉢底石培養土緩効性肥料、土入れ

①初夏に作って夏じゅう楽しみたいので、鉢は通気性のよいテラコッタ製を使用。鉢底ネットを敷く。

鉢底石を鉢の高さの1/4〜1/3ぐらい入れる。暑い時期は鉢底石も少し多めにして水はけをよくする。

③初夏〜夏は、特に水はけのよい培養土を使うのがポイント。小粒の赤玉土鹿沼土、ぼら土などを混ぜると、水はけがよくなる。

元肥として緩効性肥料を規定量入れる。多すぎると夏場はストレスになる場合もあるので、多肥にならないように注意。

⑤ニチニチソウをポットから出す。ニチニチソウの類いは根が繊細なので、あまり根を触らず根鉢も崩さないようにする。

株元に黄色くなっている葉などがあったら手で取ってから、1株目を植える。

⑦引き続き2株目も植える。3株がそれぞれ正三角形の角の位置にくるようにスペースを確保する。

⑧最後の3株目も、株元をチェックしてから位置を確認して植える。

⑨苗を植え終わったら、苗と苗の隙間に培養土を足し入れる。

培養土を入れ終わったらふんわりと指で軽く押さえる。ギューギューと強く押しつけないように。

完成
シンプルなのにかわいい! ニチニチソウは暑さには強いけれど、長雨にさらさないように管理して。

緩効性肥料とは、肥料成分がゆっくりと土壌中に溶け出し、長期間にわたって植物に栄養を供給するタイプの肥料です。追肥、元肥のいずれにも使用され、施肥の手間を減らすことができます。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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鹿沼土とは、栃木県鹿沼市周辺で産出される火山性の軽石土です。黄褐色で粒状の形をしており、通気性と排水性に優れています。おもに山野草、盆栽、サツキ、ランなどの栽培に使われ、根腐れを防ぐ効果がある一方、保肥力はあまり高くないため、他の用土とのブレンドが一般的です。無菌性が高く、清潔な土壌としてタネまき用にも重宝されることから、園芸初心者にも扱いやすい用土の一つです。

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鉢底石とは、鉢植えの一番下に敷く軽石などの石のことで、水はけをよくするために使います。鉢の中に水がたまりすぎると根腐れの原因になるため、鉢底石で排水性を高めることが重要です。再利用が可能なので、キッチン用の水切りネットなどに入れて使用すると便利です。

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赤玉土とは、関東地方の火山灰土壌から採取される粒状の土で、園芸用の培養土として広く使用されます。通気性と保水性、排水性のバランスがよく、単独で使用することも他の土と混ぜて使用することもできます。粒の大きさにより小粒・中粒・大粒に分類され、植物の種類や用途に応じて選ぶことができます。

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株分けとは、植物の株を分割してふやす繁殖方法の一つで、多年草によく用いられます。根元から芽がふえた部分を切り分け、別々に植えつけて育てます。古くなった株を切り分け、株を若返らす目的でも行われます。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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元肥とは、植物を植える前や植えつけ時に、あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことです。追肥とあわせて行うと元気に育ちます。

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