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夫を見送って3年【とよた真帆さん・57歳】の今。レストラン経営に込めた思いとは?

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ゆうゆう編集部

24年には歌手デビューも

24年には、歌手にも挑戦。昭和歌謡とオリジナル曲を収録したアルバムを発表した。

「青山に歌声をほめられたことがきっかけで、10年ほど前からボイストレーニングを始めて、青山が演出する舞台で歌っていました。青山映画の音楽を担当した山田勳生さんと『いつかアルバムを作りましょう』と言っていたのですが、青山の葬儀のあと、山田さんに会って話が具体化。お声かけした一流ミュージシャンの方々が演奏に加わり、青山と交流があった俳優の斎藤工さんがデュエットで参加してくださって、奇跡のように出来上がったアルバムです」

レストランとアルバム。二つの挑戦は「青山に背中を押されて、青山と一緒にやっている感じですね」と笑みを浮かべる。

大切な人を失ったとき。悲しみや喪失感をどう癒やすかは、人によって異なる。

「しばらく悲しみに浸って静かに暮らす、という癒やし方もあると思います。でも私の場合は、立ち止まると考えすぎてダメになりそうな気がして。仕事も精力的にしていましたし、私のことを心配して友人が食事に誘ってくれれば、喜んで出かけました。だから、夫亡きあとの3年間は、悲しみながらも忙しく動いて、その中で楽しいこともあり、癒やされていった感じです。結果、いろんな人の縁に恵まれ、レストランにアルバムと、ハッピーな話が舞い込み、何歩も前に進んだ感じがします」

▼後編に続きます▼

撮影/山田崇博
取材・文/村瀬素子

※この記事は「ゆうゆう」2025年4月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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