歌に救われ、催眠療法で解放された––––【EPOさん】が母との傷を越えてカウンセリングスタジオを開くまで
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ゆうゆうtime編集部
大嫌いだった母に感謝できるようになった
2004年の開業を機に、様々なクライアントと接するようになり、さらに知識を深めたいと考えたEPOさんは、2006年に渡米してNASAの科学者でもあったセラピストのバーバラ・アン・ブレナンが設立したバーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリング(通称BBSH)に入学。スピリチュアルな手法にとどまらず、物理学、心理療法、解剖生理学を融合させた具体的で科学的なカリキュラムでヒーリングを学んだ。
「ある時、差別というテーマの授業がありました。ベネズエラの人が白人社会に入っていって、すごく差別を受けたというプロセスを先生が目の前でやるんです。それを聞いていると、いろんな人が自分に思い当たるエピソードで反応を起こしていくんです。私もすごく反応が出て、先生に『エイコ、かかってきなさい』と呼ばれました。布団を持った先生に泣きながら、怒りながらぶつかっていくんです。他の10人くらいの生徒が先生を後ろから支えているんだけど、それを押し倒してしまいました。先生に『あなたはこれだけ強い力を持っているの。忘れないで』と言われて、私の中にこれだけのライフフォースがあったということを知りました。本当に素晴らしい学校でしたね」
過去に起こった事実を変えることはできないが、見方、受け取り方を変えることで、それまでとは違う感情を持つこともできるようになった。大嫌いだった母親への思いも変化している。
「私は母親のことが大嫌いでしたけど、産んでもらって、健康なボディーといい声をもらって、育ててもらったんです。ということは、私の好きなやり方はではなかったけど、ちゃんと愛されていたんだなということがわかるようになりました。父も母といる時は急に態度が変わって、さっきまでは私の味方だったのにどうして母の味方をするの?と思うこともあったけど、母の味方をしないと私がもっと攻撃されるからそうしてたんだなとわかった。俯瞰してみると、私は憎まれていたわけではなくて、それなりのやり方で愛されていたんだと思えるようになって、感謝ができるようになりました」
自らの壮絶な体験と向き合い、深いトラウマを乗り越えたEPOさん。傷を負ったからこそ身につけた深い共感力と、癒しのスキルはカウンセリングを通じて、悩める人々の救いとなっている。そして、内なる自分と向き合い、人に寄り添うことで、彼女が紡ぐ音楽は新たなステージへと突入していった。
PROFILE
EPOさん・歌手
えぽ●1960年東京都生まれ。1980年3月、シュガー・ベイブのカヴァー「DOWN TOWN」でデビュー。人気バラエティー番組「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマとなった「土曜の夜はパラダイス」、資生堂CMソング「う、ふ、ふ、ふ」など、数々のヒット曲で人気を博す。1987年9月レコーディングで渡英。その後、当時ヨーロッパ最大のレコード会社Virgin UKと契動。活動の場をLONDONに移す。帰国後は通常のホールコンサートだけでなく、教会、病院、学校などでもライブ活動を行う。2025年にデビュー45周年を迎え、オリジナルアルバム『EPOFUL』をリリースした。また、セラピストの資格も有し、「歌」「音楽」を通じてのカウンセリングも行っている。カウンセリング・スタジオ Music &Dramaの予約、問い合わせはTEL046-877-5653 music.drama@eponica.netまで。
【Information】EPO コンサートツアー 2026 〜 ALL EPO SONGS リクエスト・ライヴ〜
大阪 9月23日(水・祝) NHK大阪ホール 16:30開場 17:30開演
名古屋 9月26日(土) COMTEC PORTBASE 16:30開場 17:30開演
東京 9月29日(火) LINE CUBE SHIBUYA 17:30開場 18:30開演
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https://epo-live.com/
▼第1回記事はこちら▼
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