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【ガーデニング】バラの基本。実は丈夫で、初心者でも育てやすい!

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光武俊子

バラは病害虫に弱いのか?

「バラは病害虫に弱いのでは?」という声もよく聞きますが、1年に一度しか咲かない原種に近いバラは強健で、病害虫にも比較的強いものです。四季咲きバラが登場する以前に改良されたオールドローズもしかり。花を大きくとか、四季咲きという改良(?)が進んで、弱い部分もできてしまったようです。

けれども、近年は病気に強いバラがつぎつぎに誕生しています。なかでもドイツの「コルデス」社やフランスの「デルバール」「メイアン」社などから、無農薬でも育てられる丈夫な品種が登場。日本の品種も病気に強く改良されています。新しい品種を取り入れることで消毒の必要がなくなり、バラ育てのイメージが変わります。

狭い庭やベランダでもバラは育てられる

庭が狭いとか、ベランダで育てるのは難しいのでは?などと、バラを諦めている人はいませんか? 壁に添わせるつるバラなら、家と道路の間の奥行き30㎝ほどの植物を植えるスペースがあれば、育てることができます。ベランダでも鉢植えで多くのバラを育てている方がいらっしゃいます。

つるバラは大きなアーチに誘引させるだけでなく、壁やフェンスなどに誘引すると株のボリュームは出ないので、狭い場所でも楽しめます。ただし、つる伸びのよい品種やつるが硬い、トゲが多いような品種は誘引するのが大変なので、性質をよく調べて選びましょう。

鉢植えは1~2年ごとに植え替えが必要です。水やりもふくめて手間はかかりますが、それさえできれば満開の花を好きな場所に飾れるのがメリット。日当たりのよいベランダで咲かせ、日陰の玄関先に飾ることもできます。

つる性

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