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【ガーデニング】春にタネをまく一年草8選 夏に色とりどりの花を咲かせる

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光武俊子

春のタネまきはヤエザクラが咲くころに

春のタネまきは気温が20℃以上に安定してきたころ、ヤエザクラが咲くころに行います。大きなタネや直根性の草花は鉢や花壇に直まきできますが、一般的には育苗用の小さめのポットなど(底穴をあけたイチゴパックでも)に、タネまき用土を入れてまきます。

タネまき用土とは、タネをまいて育苗したりさし木をするための用土です。発芽したばかりの幼苗は病害虫に弱いので消毒されていて、細い根が育ちやすいように細かい粒子に揃えられています。

よく湿らせた用土にタネをまき、発芽するまでは乾燥しないように管理しましょう。最初に双葉が展開して、その後に本葉が繰り出します。本葉が5枚ほどになったら、よく育っている苗を選んで、もう少し大きなポットなどに移植します。

小さなポットで育ててから大きなポットに移植すること(鉢上げ)で、根がよく張って丈夫な株に育ち、花をたくさん咲かせる株に充実します。小さな幼苗のうちに花壇などに植えつけると、病害虫の被害にあいやすいので気をつけて。

鉢上げしたばかりの幼苗はひょろひょろして頼りない感じかもしれませんが、梅雨入りまでには根をしっかり張って、花壇や鉢に定植できます。早いものは咲き始めて、梅雨明け後の厳しい暑さのもとで庭やベランダをカラフルに彩ってくれることでしょう。

おまけ

タネから育てるとコスパも抜群! まききれなかったタネは密閉容器で冷蔵保存できます。経年で発芽率は落ちますが、意外に古いタネも発芽してくれるので、試してみてください。

※2023年3月29日に配信した記事を再編集しています。

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