【70代ひとり暮らし】「守りに入る人生はつまらない」ドラマスタイリスト・西ゆり子さん
毎日好きなものが食べられる。何でも好きなことができる
ひとり暮らしのよさは、自分の好きなようにできること、と西さん。
「何を食べるか、何をするか、全部自分次第。これまで家族を優先していた人も、ひとりになれば毎日自分で考えるようになります。自分の意志がなければ何も進まないのね。そういう意味では、自分が何をしたいのか、何をいいと思うのか、感性が研ぎ澄まされると思います」
これまで俳優のスタイリングで活躍してきた西さんだが、2022年に始めた「着る学校」では、一般の人におしゃれの楽しみを伝えている。
「生徒さんの悩みで多いのは『自分が何が好きかわからない』ということ。長年、家族や仕事のために装ってきたのだから無理もありません。でも自分を見つめ直し、自分のために装うことは人生を豊かにする第一歩。私もひとり暮らしで感性を磨いて、ますますとんがっていきます!」
お気に入りに囲まれて生活しています
引っ越し祝いに友人が作ってくれたカーテン
長らく消音にしていた柱時計も今は現役復帰
お気に入りの食器を厳選して日常使いに
必要なものだけのキッチンは快適そのもの
撮影/中村彰男
取材・文/志村美史子
※この記事は「ゆうゆう」2025年3月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
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