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70代で天職に出会った77歳女性。専業主婦、離婚…紆余曲折の経歴とは?【人生100年時代の働き方白書】

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ゆうゆう編集部

母親業に専念した後エレクトーン講師に

18歳で大学進学を機に上京、23歳で大学の同窓生と結婚し、しばらくは専業主婦として3人の息子の子育てに専念した。

「長男の出産前、教員の資格をもっているからと子どもに勉強を教えてほしいと頼まれ、あっという間に生徒が集まり小さな塾のような形に。出産後も続けてと懇願されたのだけど、私はいつも子どものそばにいて栄養のあるご飯を届ける母親でありたくて。塾は終わりにさせてもらいました」

そんな杉山さんが本格的に「仕事」と向き合うことになるのは、長男の通うエレクトーン教室がきっかけだった。不得意だからこそ音楽を習得したいという情熱が湧き、夫に頼み込んで自身もレッスンに通い始める。努力を重ねた杉山さんは、当時のエレクトーン人気も追い風となり、自宅にたくさんの生徒を集める人気の講師に。

「音楽をゼロから始めた新米講師の私は、『上手だねぇ~』とか『すごーい!』って私ができないからこそほめたくなるの。『何をやっても続かなかった子がここまで弾けるようになるなんて』と、親御さんからかけてもらう言葉が本当にうれしかったですね」

エレクトーン講師として順風満帆だった杉山さんのキャリア。ところが50歳を前に人生に疑問を感じるようになり、それが離婚と職業の大転換へとつながっていく。

見る人を引きつける色のパワー

《桜の旅》と名づけた作品。制作中は「ここに青を」など「色が呼びかけてくる」という。

▼後編に続きます▼

撮影/柴田和宜(主婦の友社)
取材・文/志賀朝子

※この記事は「ゆうゆう」2025年4月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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