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体内にたまった毒が【認知症】の原因の1つ!? 毒素排出効果のある食べ物を長寿研究の第一人者・白澤卓二さんが解説

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ゆうゆう編集部

血流をよくして解毒【しょうが】

体内の有害物質は血液とともに肝臓に送られて分解され、腎臓や腸を経て体外に排泄される。しょうがには血流を促す効果があり、こうした有害物質の排泄を助けている。しょうがに含まれるショウガオールやジンゲロールには強い抗酸化作用があり、動脈硬化の予防にも役立っている。

強いにおいで殺菌【にんにく】

にんにく独特の強いにおいはアリシンというイオウ化合物によるもの。このアリシンには強力な殺菌効果があり、脳にダメージを与える体内のカビや病原菌を殺す作用がある。また、アリシンはビタミンB₁と結びつくとアリチアミンという物質になり、体内に長くとどまりビタミンB₁の働きを助ける。

食物繊維が排便をサポート【きのこ】

便秘がちな人は体内に有害物質がたまりやすく、アルツハイマー病のリスクが高まる。きのこに多く含まれる食物繊維は腸のぜん動運動を活発にし、便秘の改善に役立つ。また、きのこに含まれるエルゴチオネインは記憶力や集中力を高める働きがあり、神経細胞を増やすことが知られている。

細胞のがん化を抑制【緑茶、コーヒー】

緑茶のカテキンやコーヒーのクロロゲン酸には強力な抗酸化作用があり、認知機能のアップ、動脈硬化予防、老化予防に役立つ。緑茶は1日2杯以上を目安に飲むと効果的。コーヒーは1日3杯を目安に。4杯以上飲むと逆効果という報告もあるので、飲みすぎないよう気をつけたい。

※この記事は「ゆうゆう」2025年7月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。


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