スマホで突然、指がつったら? 足の名医が教える緊急リセット法と、親指だけ違う反らせ方
「こむら返りは、血流の悪化とセンサー異常が原因です」と語るのは、足専門の整形外科医・北城雅照先生。多くの足の悩みを診てきた専門医がすすめる、こむら返りを防ぐ最強メソッドが話題です。『足の名医がついにたどりついた こむら返りと手足のつりリセット法』(アスコム刊)よりお届けする第3回は、最近急増しているという「手指のつり」の対処法。
▼前回はコチラ▼
>>こむら返りで「とにかく伸ばす」はNG。肉離れを防ぐ、足の名医直伝「かかとプッシュ法」とは手指のつり・緊急リセット法
それでは最後に、スマホの普及によって急増している「手指のつり」の対処法を紹介しましょう。
手指のつりについては、とくに「片手だけでスマホを操作する方」のほうが起こす割合が多い印象があります。
スマホを握りしめながら、親指で文字入力などを行う動作は、手の筋肉に大きな負担をかけます。薬指や小指で端末を支えつつ、親指はフル稼働――これでは、筋肉が疲労しても不思議ではありません。
手のひらのサイズが大きく、スマートフォンの操作を片手で完結させやすい男性のほうが、つりを起こしやすいパターンといえます。
手指のつり・緊急リセット法(左手の指がつりを起こした場合)
① 手のひらを上にして、左手をまっすぐ前に伸ばす
②つりを起こしている指を、右手で根元からしっかり持つ
③ 親指なら手前かつ斜め下方向、ほかの指はまっすぐ下方向にゆっくり5秒ほど反らせる。そして、ゆるめる
④つりが治まるまで、この動作を何度か続ける
足の裏と同じように、手指の筋肉がつりを起こすと、手を「握る」方向にグッと収縮します。
そのため、これを治めるには、逆方向、つまり「反らせる」動きを取り入れなければなりません。筋肉や腱をゆっくりと伸ばすことで、つりは落ち着いていきます。
そして、この一連の動作は、手指の筋肉を伸ばすストレッチにもなります。
手指がよくつりを起こすという方は、この「手指を根元から反らせて伸ばす」動作を毎日の習慣にしてみてください。
続けることで、つりの頻度を大幅に下げられるはずです。
・指先ではなく、つりを起こしている指の「根元」を反対の手でしっかりと握る
・その姿勢のままで、指を手でゆっくり5秒ほど反らせる。そして、ゆるめる
・人差し指~小指の場合は、下方向に反らせる
・つりが治まるまで、この動作を何度か続ける
・ほかの指とは違って、親指は手前かつ斜め下方向に反らせる
・つりが治まるまで、この動作を何度か続ける
