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ダイエット外来の医師が語る【やせワザ5選】「痩せる食べ物・食事の順番」とは?

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更新日

雑誌「健康」編集部

やせワザ3 激しい運動より「NEAT」を増やそう!

1日に消費するエネルギー量のうち、最も多いのは基礎代謝。呼吸や心臓の拍動など、生きるために最低限必要なエネルギーです。

座る姿勢では、基礎代謝にプラス1割、立つ姿勢では基礎代謝にプラス2割のエネルギーを使うといわれます。日常の中で立って動く時間を増やすことで、エネルギー消費がアップ! 激しい運動をするよりも、肥満の改善・予防になると注目されています。

「N EAT」
Non ノン
Exercise  エクササイズ
Activity  アクティビティー
Thermogenesis  サーモジェネシス

非運動性熱産生とも呼ばれ、運動以外の活動で消費されるエネルギーを指します。家事や通勤、買い物、犬の散歩なども、すべてNEATです。

【こんなこともNEAT!】
お風呂掃除
トイレ掃除を毎日する
小まめに歩く
エスカレーターよりも階段を使う
部屋が汚れたら掃除機より拭き掃除をする

やせワザ4 食後のプチマッサージで腸内のケアを

食事と一緒に飲み込んだ空気が腸にたまったままだと、ガスで腸の動きが弱まる「ガス腹」に。便秘や下痢を引き起こし、ぽっこりおなかの原因になります。

食後、うつぶせに寝転んで下半身をゴロゴロと転がす「うつぶせゴロゴロ腸マッサージ」で、ガス抜きを。
おなかの下に小さなボールを入れるとより効果的!

やせワザ5 どうしても飲みたい日のお昼は「おかかおにぎり」

つい深酒をしてしまう理由は、脳が飲酒によって分泌されるドーパミンやセロトニンを求めるから。おかかやごはんなど、セロトニンの原料となるトリプトファンを含む食品を食べて事前に脳を満足させておくと、飲み過ぎを防いで楽しいお酒に!

監修者

工藤内科院長

工藤孝文

福岡大学医学部卒業後、海外留学を経て、大学病院や地域の基幹病院に勤務。現在は福岡県みやま市の工藤内科で診療にあたる。生活習慣病や漢方治療、ダイエット治療など、幅広い専門性を生かして地域医療に力を注ぐ。『「凍らせしじみ」ダイエット ダイエットのキモは肝臓にあった!』(扶桑社)など著書多数。

福岡大学医学部卒業後、海外留学を経て、大学病院や地域の基幹病院に勤務。現在は福岡県みやま市の工藤内科で診療にあたる。生活習慣病や漢方治療、ダイエット治療など、幅広い専門性を生かして地域医療に力を注ぐ。『「凍らせしじみ」ダイエット ダイエットのキモは肝臓にあった!』(扶桑社)など著書多数。

※この記事は「健康2023年夏号」(主婦の友社刊)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
※この記事は2024年11月14日に文章構成を変更しました。

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