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「最近、気分が落ち込む…」それ夏のせいかも?ネガティブな感情からの気持ちを切り替え方をプロがアドバイス!

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ゆうゆう編集部

落ち込み③ おしゃれをするのが億劫に。「どうでもいいや」と思ってしまう

すぐにできることを何か一つ、行動に移すことで気持ちが前向きに

気分が乗らないときは、いくら頑張ろうとしても難しいもの。おしゃれも同じで、あきらめてしまうとどんどん後ろ向きになっていきます。どうにかしたい場合は、簡単な行動を一つしてみると気分が変わるきっかけになります。たとえばドラッグストアで日焼け止めを一つ買うとか、お風呂に入浴剤を入れるだけでも新鮮な気持ちが生まれます。

この機会に気になっていた洋服の断捨離をするのも手。ちょっとした行動から心が軽くなり、前向きになれることはよくあります。

落ち込み④ こんなに疲れているのに介護からは逃れられません

介護する相手と同様に自分も大切に。情報収集で心の安定を図る

一人で抱え込まないことがいちばんです。今のところ自分一人で何とかなっている場合でも、いざというときに助けてくれる窓口や人を探しておきましょう。情報収集をするだけでも心が楽になります。

また、介護される人ばかりを優先しないこと。「ショートステイに行ってくれる?」と聞いても、大抵の人は嫌だと言うでしょう。「私も病院に行かなくてはいけないから、この日はショートステイに行ってね」と自分の都合を優先することも大事です。

落ち込み⑤ 他人と比べて「どうせ自分なんて」と思ってしまう

比較こそ不幸の原因。身の回りの小さな幸せを 感じられる心を大切に

夏になると、旅行に行ったり孫と出かけたりして楽しんでいる人も多いでしょう。でも、その楽しそうな姿は、その人の一面でしかありません。人は他人にいいところしか見せようとしないもの。特にSNSではその傾向が顕著です。

人の一面に惑わされる前に、自分を振り返ってください。おいしいスイーツを食べたとか、面白いドラマを見たとか、小さな幸せをしっかり味わいましょう。誰かと比較している限り、心の安定はありません。小さな幸せを感じる心が大切です。

落ち込み⑥ 仕事にも趣味にも集中できません。時間だけが過ぎて、むなしい……

気分転換も兼ねて軽い散歩に。「静」と「動」の休息でリフレッシュ

好きなことにも集中できないのは、かなり疲れがたまっているサイン。まずは休息が大事です。休息というと「静」、つまり寝ることをイメージするかもしれませんが、「動」の休息も必要です。気持ちを安定させるホルモン、セロトニンの生成には20分程度のウォーキングなどの適度な運動が必要だといわれています。「一日寝ていたのに疲れがとれず、気分も晴れない」のはセロトニン不足かもしれません。軽い散歩などの「動」の休息も取り入れて、上手にリフレッシュしましょう。

※この記事は「ゆうゆう」2024年9月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

取材・文/志村美史子 イラスト/タナカユリ

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