中道あんさん流【60代のひとり暮らし】スマホとの関係性を見直してみた

だから、ちょっとの時間でもできると、スマホが気になって触ってしまう。大げさに言っちゃうと世界中の人がスマホ依存に陥っていると思います。もちろん、私もそのうちのひとり。

ひとり暮らしになったら、話し相手もいないので、スマホを相手にするしかない……なんてお手軽な人生はいやなので、意識的にSNSを見る時間を減らして読書の時間を増やそうと思っています。今年はいったい何冊読めるだろうか、楽しみでなりません。

夜9時以降に似合う曲は……

ところで、ひとり暮らしは「無音」であると気づきました。子ども達も働いているので昼間は家にいなかったのですが、夜になればリビングで取り留めもない会話をすることだってありますし、共同生活をしていればそれなりに音がするものです。でもね、ひとりだと、ほんとうに静かなのです。

はじめは、「TVでも買おうかしら」なんて思ったりしたのですが、静けさを打ち消すためだけにTVというのも、さらに寂しさが増すような気がして。そこで、とくに静かな夜には、スマホで音楽をかけることにしたのです。これまでも、ご機嫌に家事するためにブルーノ・マーズをかけてテンポよく作業をしたりしていましたが、夜は家族が一緒だったので曲を流すことはありませんでした。

一日のうちで一番リラックスできる夜9時以降に似合う曲は……。私が選んだのはYouTubeのスタバ音楽。PCに向かって執筆したり、本を読んだりするのは静かな方が集中できるのですが、どこか寂しいもの。なのでジャズを小さな音量で流しています。するとカフェにいるみたいな気分になって元気がでます。入浴中も洗面室でかけて音楽を聴きながら湯船につかると何気に贅沢な気分にもなれます。

YouTubeで音楽を快適に聴く方法はYouTube Music アプリを使うことです。これはYouTubeで再生できる音楽動画のみを再生することができるアプリのこと。聴きたい音楽を探して、再生するだけ。好きな曲を集めて、自分だけのプレイリストを作ってみると楽しさは倍増します。

ひとり暮らしは、うっかりしていると時間をいい加減に扱ってしまいがちですが、それではなんとなくひとりでいるだけになってしまいます。だから、何に時間を使いたいのかしっかり考えて、時間を浪費しないよう心がけが大事。その手始めがスマホといい距離を保ち関係性を作ることでした。

さて、今日もいい一日で終われそうです。スマホさんありがとう！

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ひょんなことから50代にひとり旅を経験した著者。これまで「旅はだれかと行くもの」「ひとり旅って楽しいの??」と思っていたのに、経験してみたらものすごく楽しかった!そこから国内ひとり旅に目覚め、今回とうとう海外ひとり旅にもチャレンジ。しかも、目的地はずっとあこがれだったパリ!(ティファニーの指輪はあきらめて涙)。ただし、国内は旅慣れてきたとはいえ、純粋な海外ひとり旅は初めて。ホテルはどうする?言葉は大丈夫?ぼったくられたりしない??ドギマギしながら準備をし、いざパリへ!!60才を迎えた著者の初めて体験を通じて、読者もパリをひとり旅している気分になれる1冊。さらに、大人の女性のひとり旅ならではの実用情報も満載(荷物の準備は?資金の作り方は?言葉は?危険じゃないの?現地でどう過ごす?etc.)。クスッと笑える、繰り返し読みたいシニアのリアル旅エッセイ。

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