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【あべ静江さん】70歳で発症した脳梗塞からの復帰「奇跡のプロポーション」も披露

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ゆうゆう編集部

再発を恐れている時間はもったいない!

幸い後遺症はなく、退院後すぐラジオ番組に復帰。数日後には日本歌手協会の「歌の祭典」への出演が予定されていた。

「2カ月間も歌っていないから、きちんとマイクに乗る声が出せるだろうかと、さすがに不安になって。マネージャーとカラオケに行って予行練習をしました」

そして当日。昔なじみの歌手仲間に迎えられ、「みずいろの手紙」を歌い上げた。

「お客さまの温かい視線と拍手に、再びステージで歌えることに感激して涙があふれました」

誰しも病気にはなりたくないと願う。しかし病気によって気づかされることもあるという。

「周りの人への感謝の気持ちが強まりましたし、歌える幸せも再認識。それと、自分の体調に敏感になり、以前よりも健康に気を使うようになりました。脳だけでなく血液検査や胃腸の検査も定期的に受けています」

多発性脳梗塞は再発の可能性もある。医師に「寒い時期は気をつけて」と言われている。

「規則正しい生活が大切なのは理解しています。でも睡眠を十分にとれなかったり、食べすぎたりすることも(笑)。そこは気にしすぎない。人生の時間には限りがある。不安に怯える時間はもったいない、今を楽しまなきゃ損、と思うんです」

退院6日後に復帰コンサートを。「その2日前にカラオケで『みずいろの手紙』などを歌い、ちゃんと声が出るかを確認」

脳梗塞から復帰した翌年に故郷・松阪で50周年コンサートを行った。「松阪は私の原点。感謝の思いでいっぱいでした」

▼後編に続きます▼

撮影/中村彰男
取材・文/村瀬素子

※この記事は「ゆうゆう」2025年4月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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