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【ガーデニング】初夏から晩秋まで楽しめる花8選。暑さのなかで次々に咲く一年草

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光武俊子

花壇の縁取りや寄せ植えに重宝【ポーチュラカ】

株張り:20~30㎝

多肉質の茎葉に、ぱっちり開くかわいらしい花を咲かせます。草丈低く、這うように広がるので、グラウンドカバーや寄せ植えに使いやすいものです。花色は濃いピンクや黄色にオレンジなどと鮮やか。暑さや乾燥に強いものの寒さに弱いので地植えでは一年草扱い。

風に揺れる花穂が涼やかな雰囲気【ブルーサルビア】

草丈:40~60㎝

店頭ではブルーサルビアと呼ばれますが、本来の名前はサルビア・ファリナセア。花色も青だけでなく白もあるのがややこしい(笑)。ビタミンカラーの花が多い夏の庭に涼感をもたらす花色です。寒さに弱い多年草なので秋には枯れますが、初夏から晩秋まで長く開花。

カラフル&フサフサの花穂が人気【ケイトウ(セロシア)】

草丈:10~60㎝

ケイトウといえば、鶏のトサカのような花形を思い浮かべる世代もありますが、近年はフサフサの羽毛ゲイトウが主流。それも極小の花穂を密に仕立てた多粒まきの鉢植えが人気で、セロシアと呼ばれることもふえています。カラフルな花色を集めるとかわいらしい!

花より目立つ手間なしリーフ【コリウス】

草丈:30~80㎝

シソの仲間で、バラエティーに富む葉色の園芸品種が流通。鮮やかな色の葉は花より大きいから目立ち、こんもり整う草姿は手間なく庭や鉢植えを彩ります。日陰にも強いので、暗めの場所を明るく彩るのにぴったり! 伸びた茎葉は切り戻して、簡単に茎ざしできます。

長く咲く一年草は切り戻しがポイント!

ここに紹介した草花は初夏から晩秋まで長く咲き続けるものばかり。ただし、咲き終わった花がらをそのままにしておくと、次の花が咲きにくくなります。花がらは下の節のすぐ上で切り取るか、キープしたい草丈で切り戻しましょう。

すると、葉腋から脇芽が伸びて次の花芽があらわれます。株全体をいっぺんに切り戻してもよいですが、咲き終わった花ごとに切っていくと、花が途切れなく咲き続けます。また、ごく薄い液体肥料を水やりがわりに与えると、開花しやすくなるものです。

厳しい暑さの中で咲き続ける花たちに元気をもらって、今年の夏を乗り越えましょう!

ジニアとセンニチコウ

※2023年7月5日に配信した記事を再編集しています。

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