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【中尾ミエさん80歳】薬も健康診断もやめて「ナチュラルに生きる」今の心境

中尾ミエ

コンビネゾン 6万8200円/カルティカ(チェルキ☎︎03-6418-6779) ネックレス 2万8600円、イヤリング 3万3000円、バングル 4万9500円、リング 1万3200円/すべてアビステ☎︎03-3401-7124 サンダル 2万4200円/卑弥呼☎︎03-5485-3711

今回のライブでひと区切り。この先は一年一年、です

誕生日にはバースデーライブを行いました。前回ライブをしたのは喜寿のとき。「次は3年後かな」なんて言っていたら、あっという間に3年経っちゃいました。当日は足を運んでくださった皆さんにお祝いしてもらい、私の歌を聴いていただけて、かけがえのない時間となりました。

私はもともと歌手としてデビューしたし、芸能活動のなかで大きな割合を占めるのも歌手の部分。だから歌手としての自分に自信をもっています。それに、歌手ってステージに立つときはひとりだから、どんな状況でもスポットライトを浴びるのよ。それが本当に気持ちいい! 昔、リサイタルをやったとき、幕が下りる間際にお客さんに「うらやましいでしょう!」と言ったことがあるくらいです。

もちろん、ひとりで立つステージだから準備も大変だし、責任も重いけれど、幕が下りるときに「やりきった」という達成感がある。本当にいい仕事だなと思います。それが今まで長く続けてこられた原動力なのかもしれません。

さて、傘寿の次は88歳の米寿ライブかしら? でも8年後なんて想像もつきません。だから今回のライブが私にとってひと区切り。今はできるけれど、これから先もできるという保証はないし、トレーニングを続けてもどうなるかはわかりませんからね。

60歳、 70歳のときは考えもしなかったけれど、さすがに80歳になると区切りを意識します。そして、区切りを考えるスパンが短くなってきました。

若いときは10年スパンで「これからの10年間でこれをやりたい」なんて思い描いていたけれど、だんだん5年間、3年間と短くなって、今はせいぜい1年後までしか考えられません。仕事を受ける際も、1年後だったら「大丈夫です」と言えるけれど、もし3年後と言われたら「ちょっとわかりませんね。そのときにもう1回声をかけてください」。ここから先は一年一年、今はそんな思いです。

【Live Report】中尾ミエ 80th birthday live No Time At All ~人生もっともっと楽しまなくちゃ~

誕生日当日は東京・丸の内のコットンクラブでバースデーライブを開催。華麗なドレス姿のミエさんがステージに登場すると、会場は祝福の拍手に包まれます。デビュー曲「可愛いベイビー」をはじめ、公演タイトルにもなっている出演ミュージカル『ピピン』の「No Time At All」など、名曲の数々とともにこれまでの軌跡を振り返りました。ゲスト出演したモト冬樹さんとは息ぴったりのセッションを披露。圧巻のパフォーマンスで観客を魅了したミエさんからの「人生もっともっと楽しまなくちゃ」というメッセージは、きっとみんなの心に届いたはず!

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撮影/山田崇博 
スタイリング/松田綾子(オフィス・ドゥーエ)
ヘア&メイク/杉村 修(中尾ミエさん分) 
取材・文/本木頼子

※この記事は「ゆうゆう」2026年夏号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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